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夏の雨龍に化けたか最上川
最上川氾濫の山形県 浸水被害の住宅 26市町村の650棟に #nhk_news https://t.co/fIN7MCYonN
— NHKニュース (@nhk_news) July 30, 2020
九州の大雨被害に続き、日本各地、そして山形でも大きな豪雨被害が起きてしまいました。
辛い想いをされている方がいるなかで、それを題材とした句を読むという行為は非常識と誹られるかもしれません。しかし、決して売名やアクセス稼ぎといった利己的な理由でやろうとしたことではありません。
今年だけでなく、近年各地で大きな天災が起きています。異常気象なのか、地球温暖化の影響なのか、ただの偶然なのか、それは誰にもわかりません。
でも、ひとつだけ確かなことは、惨事を嘆きや同情だけで終わらせることなく、未来への糧とすべき、ということではないでしょうか。
大江町の最上川氾濫の様子が全国に流れたそうですが
— 大沼兄昌 / オオヌマケイスケ (@OnumaKeisuke) July 28, 2020
記録に残る昭和42年(1967)の「羽越水害」では
大雨で最上川の水位が上がり、屋根まで浸しました
船で救助活動を行う写真が残っています
今から53年前のことです
50年ぶりの大雨の報が真実なら、覚悟と備えが必要ですhttps://t.co/QvblHpMpiT pic.twitter.com/HbSYfieSyE
最上川では53年前にも大きな水害があったそうです。この経験が今の街づくりや車庫に小型艇を引っ掛けている人が少なくないという知恵となって残っていたこと。この体験を聞き伝えていた方がいたから、避難がスムーズにできたということもあるかもしれません。
年月の経過とともに、人の心は惨事を忘れようとします。そんなときに、この句を目にしてくれていた人の記憶に、かすかにでも残っていれば街の復興、また50年後に訪れるかもしれない災害への備えのほんのささやかな助けになるかもしれない。
はなはだ図々しい考えですけど、現実的に手を貸せない、お金も出せないわたしなりのエールです。
ところで、この句を目にした方は「五月雨をあつめて早し最上川」という芭蕉の句も思い出されたのではないでしょうか。一応これは、パクリとかモノマネとかでなく、本歌取りのつもりです。
俳句経験も知識もつたないわたしが、本歌取りといったところで、技法的にかなっているのか、そこは何とも自信のないところ。どなたかベテランの方にご指導いただければ・・・。
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