アポカリモンの何が害悪なのか?
読んでいただきありがとうございます。
「エクシード・アポカリプス」でSECであるアポカリモンについて色々話していきたいと思います。
対戦した感想として
・俺がキレやすい人間じゃなくて良かったな。
・それで勝って面白いか?
と害悪の解像度が鮮明になったので、かなり危険カードだなと実感しました。
害悪と言われる理由
1.登場コストが3
相手に依存するデクスモンとは違い自力で軽減出来るので低コストで登場が可能。また3スタートテイマーがいるとアポカリモン出して終わりということがなくなるので、何かしらのアクションを行えるのも厄介なポイント。
2.その後に出てくるやつも3コスで登場
lv7なので消滅させる為にコストを多く払わないと行けないのに、進化元もトラッシュへ移動する為2体目以降も3コスで登場が可能となり消滅させる旨みを感じない。
3.登場時効果を使用
lv6は特にそうなんだけど何かしらの効果で登場させる事が多いのでその準備にかかるコストなど含めればトントンになるのに対し、メタリックドラモンでロックかけたりホーリードラモンでSA-1したり3コスでやりすぎ。
4.破棄枚数多すぎ
メガロ+メギドラでも同じ枚数破棄できるが6コスかかるのに対し、こっちはコスト3という手軽さ。
おまけに生き残れば破棄枚数が増えるという恐怖。
4つの点から害悪と思われているアポカリモンですが、デザイナーズデッキとして考えるとそうでもない気がします。
デザイナーズデッキの目的
アポカリモンの他にダークマスターズとサーチするlv5も追加されているので、
lv5サーチでダークマスターズを探し登場させる
ダークマスターズの自爆と登場を繰り返し妨害しながらトラッシュを稼ぐ
アポカリモンを3コスで登場させ相手のデッキを削り取る
がさせたかった事なんじゃないのか?と思います。この方法だとLOの準備に9ターンかかったから6枚破棄スタート出来ると考えると腑に落ちますし、それだけの時間があれば速いデッキは勝ちに行ける気がすると思います。
害悪の原因は何か?
ダークマスターズがデッキ→手札→エリア→トラッシュの順で移動していれば、LOデッキでありながらここまでヘイトが集まるようなことはなったのですが、現実問題としてトラッシュに移動させるショートカットが原因だと思います。スキャッターやガルルX使えば妨害されずにダークマスターズを貯める事が可能な訳ですから。
制限・ナーフ予想
制限候補
・ダークマスターズ
制限受ける事でアポカリモンは実質弱体化することにはなるが、強力すぎて制限されるような効果を持っていないので制限されるかどうか怪しいところ。
・ガルルX・スキャッター
高速でダークマスターズ揃えるエンジンカード
制限しても空き枠はデッキトップ破棄系で埋めればいいだけの話なので弱体化した感じはほぼしない。
むしろ他のデッキが弱体化する可能性の方が高い。
ナーフ予想
アポカリモン
登場コスト-4→-3
lv6以下のカード→「ダークマスターズ」の記述があるカード
lv6のカード1枚につき2枚破棄→1枚破棄
この中から1つだけ変更されるんじゃないでしょうか?という予想です。またダークマスターズですが
手札/デッキから破棄される時、デッキの下に置く
進化元効果に【消滅時】メモリー-1
のどちらかが追加されるとバランス取れると思います。
最後に
SECというレアリティなので強力かつアポカリモンらしい効果で個人的には満足しているのですが、現実としてダークマスターズをトラッシュへ送る方が早い+手段が豊富なので序盤から出せてしまうのが対話拒否とか崩壊ゲームと言われているわけですよ。それさえなければ、受け入れてもらえてたんじゃないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
余談
「相手が妨害しない」「アポカリモンの効果で入るダークマスターズは場に出た事があるものだけ」という条件で先行スタートした場合、9ターン目にアポカリモンが3コスで着地し6枚破棄スタート。相手のターン終了時にダークマスターズがトラッシュに移動し、自分のターン終了時にダークマスターズを入れていくと13ターン目には破棄枚数が合計24枚となりLOで勝つ事ができます。
ここからはオカルト話になりますが、この13という数字なんですが忌み数と言われるもので不吉の象徴だったりします。
また24も日の変わり目を表し相手はLOが訪れたと解釈すればアポカリモンの名に相応しいデザインだと思います。