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活動紹介⑤ 大なり小なりコミュニティづくりの困難(イベンター(?)編)

noteの更新ご無沙汰でした。

この文章をどれくらいの人に読み取ってもらえるのか分かりませんが、新年度から今日までの活動報告です。

あまり長くなると見てもらえない気がするので、「イベンター(?)編」と「アーティスト編」に分けました。

単刀直入に言えば、どちらも思うように進めてません。でも地道に、良いと思う方向へ準備を始めています。

◯目的を広げ過ぎても手に負えなくなる

「アーティストと住民の交流でまちづくりを考える」
そんな目的だったイベントを5月に開きましたが結果はどうだったか。タイトルの通りです。

このようなテーマ設定から、まちの企業の大人たちにだいぶ関わっていただいたわけですが、それらとの関係調整に追われ、個人と個人の仲や、アーティスト同士、アーティストと地域をつなげられませんでした。

ぼくらの工夫足らずもあるとは思いますが、正直大人たちはそこに居合わせたまちづくり企業との名刺交換が重要で、アーティストのことをさらっとしか見ていなかったように思います。

ここまで神経をすり減らしてまでやりたかったことではなかったと、はっきり思いました。

有力な大人に気をつかって、顔のみえない街の「だれか」のためのコミュニティづくりを、壇上で議論する。こんなことは、僕が辞めた就職先と何も変わらないことでした。

去年1年間、若者の居場所づくりの点でも、音楽活動の点でも、何かひとつ大きなところへ行って話をしたり、活動したりしていても、自分は「手伝い」や「オブザーバー」にしかなれず、別に自分がいなくても成り立つんじゃないかと、度々感じることがありました。

先駆者が始めたことは結局先駆者のもの。

この「疎外感」は僕の偏見だけではないと思います。居場所論の本には、
「ひとつの居場所感が生まれた時、そこには同時に疎外が生まれる。」
というようなことがありました。内輪になってしまうというわけです。

◯小さな所から、波紋のように

居場所の数だけ、馴染める人と馴染めない人がいる。

それならば自分で、自分たちの居場所を作ろうと考えているのが最近の僕です。

僕のつくる居場所は、「若者」が主体でありたい。
ここでいう「若者」とは、無邪気で何気ない時間を過ごしたい者、普段とは違う人や価値観との出会いを、真っさらな状態でしていく者をイメージしてます。
なので特に年齢に縛りはありません。年齢が若くても、威張っている人は他のところで好きにやっててください。

具体的には

・仕事や勉強のできる場所
・ハンドメイドや売りたいグッズやイラスト、写真、CDなどを展示、販売できる場所
・料理を作り、提供できる場所
・音楽やパフォーマンスをできるスペース

などをコンテンツに考えてます。

グッズを売ったり音楽を演奏するのはもちろん僕だけでなく、いろんな人に敷居なく使ってもらいたい。きっちりイベントとして作るのもいいですが、ふらっと来て、表現したい時に表現してもらう、ようなイメージのほうが強いです。

僕は来てもらう人、1人ひとりに向き合うのはもちろんのこと、時にはそっとしておくこともしたいですし、1対1の関係で終わらせるのではなく、来る人同士を繋げ、そこで固まることなく新たな来訪者もゆるりと繋げていくような関わりをしようと思っています。
これも、様々な場の関わり方を見てきた経験から来ています。

具体的にはどこで行うのか…それが一番の課題ですが、今はいっそのこと、住んでいる家の1部屋をそんなふうに改造しようかなと考えています笑
人からいろいろと条件つけられるのはもう懲り懲りなので…笑

ですが家族の使わなくなったものを整理するのにはまだまだ時間がかかりますし、防音の問題もあります。
おしゃれで気品あるものが好きだったおばさんの品々なので、ぜひもらって価値を感じていただけるかたに向けて販売も考えてます笑

ここいい場所があるよ!って情報があったらぜひ教えてください笑 でも再度言うように、いろいろと条件や評価をつけられるのであれば結構です。

名前は「Hetappi Room」とでも名付けようかな 笑

さらに具体的に言えば、このような場所を完全ボランティアでやるのは無理があります。
でも、何々は何円、って料金表を作るのも気がひけるんですよね。

なので、生活用品とか食材とか、お菓子とか、直接お金ではなく互いにハッピーになれるようなもので、価値を共有するのも悪くないんじゃないかなと思ってます。

イベンター(?)編はここまでにして、近々アーティストとしてのこれからも紹介させていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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