ミシェル騎手がJRA通年免許とNAR短期免許のW取得にチャレンジ
実際のところ、私はあまり興味がないのですが、日本大好きミシェルさんが3度目のJRA通年免許試験に挑みます。その足で地方競馬NARの短期免許の試験も受けるそうです。後者は通れば10月から騎乗開始とのこと。
日本競馬をここまで気に入ってくれて、何度も挑戦してくれるのは嬉しい限りですが、ここで受からなければ、言い方は悪いですがよほどの馬鹿か、適性が認められなかったということになりますね。
しかし、そもそもミシェルさんが日本大好きになったのは2019年のワールドオールスタージョッキーズシリーズに招待されたからであり、招待されるからにはそれなりに認められたからと言ってもいいでしょう。ただ、Wikipediaを見てもJRA公式を見ても外国人騎手の選定基準についての記載はなく、これはJRAが恣意的に決定していると考えていいでしょう。ただ、そのラインアップを見ると、
ガチでトップジョッキー
よく短期免許で来るジョッキー
その年の春に短期免許を取得していた、または秋に来る予定のジョッキー
とまあ、意図が見え見えの起用であることは間違いなさそうです。だいたい、今年の開催も春で翌年以降の短期免許の条件を満たせなかったモレイラさんを呼んで、当該年または過去2年でWASJ騎手表彰順位5位以内には短期免許の資格を与えるという新ルールをぶち上げて、それにモレイラさんが見事に応えるというドラマを見せつけてくれましたが、これって?
モレイラさんが短期免許を取れるようにするのは全然構いませんし、マジックマンの騎乗を見ることができるのは楽しみでもありますので、まったくもって気にもしないのですが、自分で火をつけておいてミシェルさんには短期免許の機会を与えないというのはどういうことかと思いますね。ミシェルさんがショボいのであれば、それはそれで仕方ないですがね。実際に海外で大きいレースに勝ったという情報もないですし。でも、前回の地方競馬の短期免許では30勝しているわけです。一方で、真っ当な短期免許で来てもろくに勝てない騎手もいるわけですから、煮え切らない何かが残りますね。だったら、毎年通年免許を受けているだけの熱意がありますし、WASJに呼んで実力試しでもしてあげればいいんじゃないですか?
繰り返しますが、私はミシェルさん自身にはあまり興味はないです。しかし、制度の犠牲になっているのであれば、それは話が違います。JRAには中途半端なやりかたはやめてもらいたい、ただそれだけです。
(了)
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