批判的思考・デフォルト
天才を超える能力、として「批判的思考」と称されるものがある。
‘’目の前‘’にあるものを疑い、‘’目に見えないもの‘’を見るためのものだ。
批判的なだけは簡単であるが、「批判的思考」には、代替の要素も含まれる。
前提を疑い、視点を変え、代替案を生む思考だ。
もし、日本が破綻したら、、デフォルトに陥ったら。
今まで考えたことがある方は、いるだろうか。
ギリシャ、アルゼンチン、スリランカ、ロシア、ウクライナ、、
かつて、デフォルトに陥った国である。
歴史を振り返ってみると、当時の人々は、自国が破綻するとは思ってもみなかっただろう。
2007-2010年のユーロ危機においても、バブル市場を発端に、EU破綻となりえた出来事だった。
現在、日本は、公的債務(対GDP比)が世界トップクラスである事実がある。
そして、破綻しない、証拠はない。
人間には、確証バイアスという、自分が信じたいもの‘’だけ‘’’証拠を集める性質がある。
それに対抗すべく、「批判的思考」を身に着けることは、大切なものを守る1つの手段になりえる。
もし、を考える。そして、背景・これから‘’何が起こるか‘’、を考える。
学ぶことの最大のメリットは、自分にとって、大切なものを守ることだと思う。
大切なことは目にはみえないんだよ
サン・テグジュペリ(星の王子様より)