カーディガン・誰かのために
カタカタと、ミシンの音が響く、リビング。
僕は、結婚して、服を買ったことがない。
なぜなら、妻が作ってくれるから。
パンツ、トレーナー、「カーディガン」、、
カタチとなるモノを、「僕のために」作ってくれる。
たとえ、不満がのこるモノだったとしても、
次は、もっといいモノを作ってくれる。
少しずつ、でも沢山、工夫してくれる。
そして、想いがのったモノは、
どんなものでも、愛おしい。
利他のこころで、何かをつくる。
「誰かのために」、何かをつくる。
文章も、「誰かのために」つくっている。
そうすることで、自然と、いつも以上の力が湧く。
今日も、
ミシンの音が響く、リビングで、ブログを書く。
冬の寒い日。「カーディガン」を羽織って。
人生で、最もすばらしい癒し。
それが、愛だ。
パブロ・ピカソ