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ラジオの魅力はパーソナリティにある!と思う
ラジオをよく聞く人が多いのはどこ?
「そんなの、人口が多い大都市が多いに決まってるでしょ。東京とか大阪とか」
あまりラジオを聞かない人に、この質問をぶつけると返ってくる答えNo.1が、これだと思っている。
実際、県外に住む友人に、この質問をぶつけてみると、上記のとおりの答えが返ってくるのがほとんどだ。
でも、実際は違いのだから面白い。
ビデオリサーチの調査によれば、最もラジオを聞いているのは、沖縄県なのだそうだ。
理由として、自動車普及率が高いため、カーラジオで聞いているからとか、ラジオが地元のイベントなどの情報を伝えているからなどがあるらしい。
が、僕個人としては、ラジオ番組の面白さが第一の理由だと考えている。
なぜ、そう思うのか?
今日は、そんなお話をしてみようと思う。
一昨日の話、僕は、とあるイベントの出演者として、コミュニティラジオ局「FMぎのわん」の番組に出演してきた。
その番組とは、「He_who_me's Bar」。
パーソナリティである、ひぃふぅみぃさんがゲストを迎えてトークを繰り広げる番組だ。
ひぃふぅみぃさんは、ラジオリスナーとしても有名で、沖縄の主要なラジオ番組内で名前を聞かないことはない、というくらいに採用率の高い人物。
着眼点や表現が軽妙で、特に決め台詞となっている「ゴックンチョ」は、沖縄県民の80%以上が耳にしたことがあるのではないだろうか?(筆者の感覚なので、それ以上の可能性も!)
また、カホン奏者としてライブでのサポートも務めており、ミュージシャンとしての顔も持ち合わせている。
そんな魅力あふれる、ひぃふぅみぃさんの番組に出られるとあり、僕自身、楽しみにしていた。
番組が始まり、いよいよラジオブースに呼び込まれる。
緊張しつつも、その緊張が出ないようにしながらゲストとして話をさせてもらったのだが、とにかく圧巻だったのは、トークを回す力の凄さだ。
もちろん、ラジオパーソナリティーとしてのトーク力も抜群だったのだが、話を振るのが上手い。
誰に話を振ると良いかを判断して、面白おかしくパスを出してくれる。
そのタイミングが絶妙で、話がうまく転がっていき、面白さを引き出してくれるという好循環。
僕のマニアックな話も「分からないからなぁ」と言いつつも、広げてくれたときには、「この人、ラジオに愛されてるなぁ」と思ってしまうほどだった。
自分の話をし、相手に話を振り、その話を膨らませ、コメントを読み、メッセージを読むという三面六臂の大活躍。
「この人、凄いなぁ、凄いなぁ」と思っている間に、ラジオが終了していた。
圧巻のトーク術、司会術に脱帽するばかりだった。
放送終了後、少しお話をさせていただいたのだが、その際に語ってくれたこともまた、素晴らしかった。
「ラジオの楽しいところは、色々な人と出会えて、つながっていけること」
「嫌なことがあっても、それを顔に出さず、笑顔で過ごすことが大事」
そう語る、ひぃふぅみぃさん自身が楽しそうな顔をしているのがとても印象に残っている。
「これは惚れてまうやろ〜!」と思ったのは、ここだけの話だ(笑)。
本当に、人として惚れてしまう魅力あふれる人物に出会えた、素敵なラジオ出演だったというお話。
ひぃふぅみぃさんのトークが冴え渡るラジオ番組、He_who_me's BarはYouTubeでアーカイブを見ることができます。
僕が出演した回のURLを貼っておきますので、ひぃふぅみぃさんの魅力を堪能して下さい。