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開業した直接の理由は、”子育て中の女性の、社会復帰に貢献したい”だった
しょっちゅう何か違う事柄を考えたり文章を書いたり
こないだ言っていたのと違う立場目線で発言したり、
いきなりコーヒー豆屋始めたり・・・
そんなおへそですが、しかし
軸は割とブレていないはず。
ライフ優先!
お願いされていないのに勝手に家族最優先!
子供が何かされたら、怒鳴り込みにでも言ったろか!!位の気合いでした。
(実際そんなこと、現代ではできません)
子供が独立した今は、困ったら助ける程度ですが、、、
けれど それを貫き、家庭を保ちながらの社会復帰は
想像以上に簡単ではありませんでした。
子育て中のことを思い出すと、なぜ涙が出てくるのか。
出産後の仕事のことを思い出すと、なぜ悔しくて泣きたくなるのか。
子供の預け先がなくて働くことのできない母親だって、
多くを経験してきた社会人です。
子供を授かった誰もが新米ママになって、
側にいてくれる旦那さんさえわからないことだらけで
ただでさえ不安な育児中
バブル崩壊 ~ オイルショック以降の不景気の世の中において
生活自体がままならない中、就ける仕事や時期さえ、見えない。
想像もできない。進む先は真っ暗闇。
散らかった部屋の中で子供が泣き出して、頭の中さえまとまらない。
(育休中や資格がある方・確実な預け先がある方やしっかり自立したよくできた女性も多いと思いますので、もし間違っていたり、失礼な発言等あったら申し訳ありません。また、現代は多少、社会参加や税制度、保育料、補助金など、改善されてきていたりするかもしれません。)
パートや中途採用で新入りだって、
人生においてはずっとずっと先輩。
男性だってお母さんのお腹から出てきてお母さんに育ててもらったんだから、子育てより偉いものは他にないんじゃないか、エッヘン!!とか。
違うか 笑
でも
お給料をもらうその会社では一番の後輩で、教わることも多いから
自分より若い子や、経験の浅い子達の指示や命令、時には蔑みを
歯を食いしばりながら頭を下げて、必死になって耐えている。
決して、男性より出世したいとか、女だから特別扱いしてほしいとか
そういうことを言っているわけではないけれど・・・
一つ一つはものすごく大したことない、些細なこと。
毎日毎日、年がら年中、子供産んでから20年以上ずっとずっと頭を下げ続けて、だんだんだんだん溜まっていって。
子育て終わって歳を重ねたら重ねたで、
黙っていたら優しそうだと舐められキャラに、
どっしり構えようと頑張ったら偉そうだと揶揄されたり
ずっと社会にいられた男性が若い女の子をえこひいき、
おばさんに対するひどい扱いとかありもしないことを吹聴したり
張り合いとかやっかみとか、色んなものも相まって
人間関係に多大な影響力を及ぼす始末。
非正規雇用や中途採用女性の未来は、あまり望ましくない。
自分の子供達を考えると
現代の若い子をやたらと大事にする風潮に、とてもありがたくもある一方で
年配者を敬ってきた身、若者がまるっきり気を遣わずにマウントを取っても許される社会になって、せつないやら悔しいやらで、なんかやるせない。
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退職後、
子育て女性の社会復帰を目的に運営してるっていう、一つの組織に登録した。
業務委託だから、開業届を出して。
子育てしている方の穴埋めになって、少しでも休んだときの罪悪感をなくしてもらいたいとか、子育て中の女性でもそうやってビジネスできるんだよっ、てのを社会が少しでも受け入れる機会を手伝いたかった。
たまたま姉の住んでいる近所にあって、遠方からの参加OKになったとのこと、「やってみたら?リモートもあるみたいだし、おへそならPCある程度使えるし、子育て経験あるし、向いているんじゃない?」って勧めてもらって。
夢と希望だけで現実が見えていないのがいけなかったかな。
最初の契約では、”最低賃金の時給と交通費は支払う、3月までは午前中の仕事で4月以降拡大します”というもの。
そして今回始まる仕事は、”自主的にやる勉強、どれだけPCが使えるようになったか確認の後は有償の研修があります。”というような、参加説明だった。
「自主的に勉強しに来てください」というものと。
「実際の仕事と似たようなテストをします」って言うのと。
繰り返し繰り返し、3ヶ月間、無償で通い続けて・・・
それで仕事ができる人を育てたいみたいな感じで、業務に必要なことを繰り返しやっているだけなのに、研修参加の日はなかなか、こなかった。
(周りで”有償の研修に参加した”という話も聞かず、みんな首をかしげていた)
テストに受かったはずの翌週
「この業務は成果制です。業務参加前に、適正確認があります」という連絡が来て、またもや無償のテストと”自主的と言う名の勉強”の日々が始まった。
勉強といっても、1人でYouTubeとか見だすわけにもいかず、習得できる内容はものすごく僅かで、、時間だけが過ぎていった。
業務に必要で拘束されているのに、どこまでも無償。
テスト前にもひと言。「始める前に確認ですが、この業務は9時に始まって14時に終わり、その後も17時くらいまで諸々作業があります。長期休暇も難しい」
子育て中の女性が慌てだして、
「子供のお医者さんがある日は半日とかになっちゃうんです・・・里帰りも遠いからそれなりに長くなるし・・・できませんか?」
「それは難しいですね・・・」
と言うやり取りもあり、貢献したいと思っていた内容とは、だいぶかけ離れてきてしまった。。。
これは合法なのか?
そもそも成果制って契約時に全く聞いてないんだけど、一体どこからどこまでが1件で、いくらなんだろう?
9-17時で拘束されて時給分出ないって、スーパーのパートとか時短正社員のがいいじゃん・・・(心の声)
拘束時間分の時給が出ない以上に、やったはずの作業費分ももらえないんじゃないだろうか?
なんとも雲を掴んでいるようなお話。
こちらにも生活があるので、もうこれ以上待ちきれなかった。
難しい内容ではなかったけれど。
AIではないし、毎日事務をしているメンバーだって、ミスがまるっきりないこともあまり見たことがないし
”子育て中の女性”と謳っている割には
未婚や預け先があったり、子育てブランクがない方達が重宝されていて
預け先がない、働き先もなくて余裕がなくてギリギリの精神状態って経験した方少ないのかも・・・なんて考えてしまったり。
困っている方を目の前にしても役にも立てないのに
自身の生活を顧みず、有償になる日・報酬額がわかる日をふわふわと待ち続けることはできなくて、今回の参加は見送る方向でお願いした。
・・・大きな夢を語った割には、何もできなかった。有言不実行である。
家庭を優先にしたいただの母親・嫁なのにいろいろ夢が大きすぎる自分と、
それでも、私の基準はあくまで、”家庭生活に影響の出ない範囲”だから
家庭が犠牲になりそうな場合、なってしまった場合は潔く、諦めるって誓っているもう一人の自分がいる。
※今回たまたまそうだっただけで、毎回同じ内容が繰り返されている訳ではないみたいで、きちんと仕事に参加されている方たちも過去にはにたくさんいる。
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そんなこんなで、
開業届を出したからには、細々とやってみようって思っていた、大好きな自家焙煎コーヒーの楽しみを分かち合いたいという活動だけは、続けることにした。
飲食歴も短くないので
いろいろなお客様がいて、物価は上がっていて
経営と万人が満足するサービスの両立なんて、そんなに甘く簡単なものではないっていうことは重々承知の上で。
細部にこだわらなければ焙煎なんて誰にでもできるから、
コーヒーショップは増えに増え続けている。
だから、あくまでも、細々と・・・。
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あんまりアフィリエイトとかどうかなっていう自分もいたんだけど
・子育て中の方のキャリアアップや平等な社会に関する本
・おすすめ/これから読みたい絵本
・今までAudibleや書籍で読んでいいと思った/これから読んでみたい自己啓発本やビジネス本
・コーヒーや暮らしにまつわる本や雑貨
などなど、今後紹介できたら、と思って
Amazonアソシエイトに登録してみました。
審査が通るかわからないし
申請していないジャンルを紹介してもいいの?とか、
申請欄にアプリの貼り付け方もうまくいかなかったりとか
わからないことだらけで、どうなるかわからないけれど
ということで、プロフィールには念のため記載しましたが
※まだ現在の段階では、Amazon アソシエイトとして適格販売により収入を得ていません。
一旦 下記にAudibleリンクや女性のキャリア関係で読んでみたい本を貼り付けてみます。(貼り付けている以外にもおもしろそうなのいっぱいあり貼り付けきれないので、Audibleでながら聞きしてまたnote投稿します)
ここまでちゃんとおへその記事を読んでくれた方、ありがとうございます。
ご興味ありましたらぜひ ↓↓↓