我が家のワンコ おはぎ
我が家の「おはぎ」(黒シュナプー6歳)は若くして
一生お付き合いをしなければならない病気を患っている。
ここ2年程、波がありながらも結構うまくこの病気と付き合っていたの
だけれど、その波は少しずつ少しずつ低い位置を波打つようになり、
今月はじめ、ついに食事ができなくなってしまった。
ありったけの内科的な処置を試みるも、日に日に体重が落ちて
ぐったりする「おはぎ」。
持病のため、通常より全身麻酔のリスクが高いけれど、
これ以上様子をみる余地はないと家族で話し合い、
胃ろうチューブをつける手術をした。
今後はこのチューブを通してご飯を直接胃の中にいれる。
「食べる」ではなく「いれる」。
これで栄養が取れるようになって解決!とはいかず、
「食べる」ことだけが生きがいといっても過言ではない
「おはぎ」にとって、お腹は満たされても、口からほんの少ししか(2,3口ぺろぺろするだけ)食べられない。
このことがおはぎの毎日をどれだけ味気ないものにするか。
どうしてこうなっているのか説明してあげることもできない。
散歩も遊ぶこともあまり好きじゃない。
家族に甘えるタイプでもない。
ほかのワンコとの交流も苦手。
それでもトレードマークのしっぽがクルリと上を向く瞬間が
毎日1分でもいいからあるように。
リビングで昼寝をする息子にぴとっとくっついて穏やかに眠る「おはぎ」を見守り、祈るばかりの年末。