元気玉という名のうどんが送られてきました。
コロナが騒がれだした2月の終わりくらいに親から突然送られて来て、『ええ~っ』と困惑したのがこちらの『元気玉』といううどんセットでした。
これ、『玉』で送られて来たんですよね…。
(私の両親は讃岐うどんで有名な香川県に住んでいて、また当然のように別枠で乾麺のうどんも送られてきたのでしたw)
丁度その時は、スーパーもなるべく控えて下さいと言われてて、食料が無くならないといいけど、みたいな話を父親としてたので、その気遣いとして『元気玉』を送ってくれたみたいです。
でも、そんなに気軽にうどん作れない…。割と本気で困惑しつつ、でも気遣いに感謝しながら、『元気玉』はそのままそっと冷凍庫にしまわれたのでした。
(この商品は冷凍商品なので、ある程度保存がきくのでした)
それから時は流れて…。
ででーん!
気が付いたら3か月くらい経ってましたが、ずっと冷凍庫の中に入れておくのもアレなので、重い腰をあげて取り出してきました。うどん作っちゃうよーっ!(ちなみに解凍する為には前日から冷蔵庫に入れておく必要があります。思い立ったらすぐ…って訳にはいかない!)
うどん玉(解凍後は思った以上に柔らかい)を付属のビニール袋に入れて足で踏み踏みします。慣れないとちょっとした抵抗感w。
そうしてある程度の大きさになったら机に広げて棒でこねこねして指定の大きさまで生地を伸ばします。
ちょっと感心したのは、うどんを伸ばす麺棒はもちろんの事、粉をまぶす用の『打ち粉』や、テーブルの上で作業するためのビニールシートまで、ほぼ全ての物が一式セットになってて、これさえあればほとんど何もいらないくらいですよね。すごーい、手間いらず!
そんなこんなで、良い感じに広がってきました。
ここまで足で踏んで伸ばして、棒でこねこねしているだけなんですけど、無駄に職人的満足感を得られますw。やばい、蕎麦にはまる人ってこういう感じなのか。
伸ばした記事をたたんで包丁で4mmくらいに切っていきます。
この包丁は以前描いたこの包丁ですね。最初は全然切れなかったけど、今ではキレッキレでお気に入りになりました。
そんなこんなで、切っていきます。切る時は引き切るのではなく、真上から押して切る感じ。
『こんなものかな?』と思っていましたが、結構太いかも…?
その懸念はお鍋に入れて確信に変わります。うどん太い~っ!
しかもお湯を吸ってほうとうみたいな感じになっちゃって、『思うてたんとちゃう…』状態にはなってますが、もうここまできたら仕方ない。13分くらいでざるに上げて水で締めます。
そうして出来たのがこちら。ででーんっ!2、3人前だから『 #3玉使う 』ですねw。
ねぎを切って、卵を載せて盛り付けました。讃岐うどんスタイルですw。
太さは相変わらずだけど、つやつやしてて美味しそう!
そして何より手作りだから(伸ばして切っただけだけど)余計においしく感じられるはず。
付属のだし汁を掛けてさっそく口に頬張ります。
あれ?めっちゃ、もそもそしてる・・・
えええ~~~~~~!!!!
そうです。太く切り過ぎたせいで、本来あるはずのもっちり感やコシを感じられるはずの麺が全然活かされずに、変に粉っぽい、そしてコシというよりかはむしろちょっと固いみたいな微妙な感じのうどんになってしまったのでした。
まぁ、食べましたけどね。
という感じで、結果としては残念な感じになってしまいましたが、思った以上に良く出来ていて、生地を伸ばしたり切ったり、結構楽しかったです。
もし、お家でいることに飽きちゃった人とか、麺職人になりたい方、ドラゴンボールが好きな方などは、お取り寄せしたら楽しめると思いますw。
味の保証は(今回失敗しちゃったので)しませんけどもー!
という訳で、父親から送られてきた『うどんイベント』の報告は以上ですw。では~!
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