「ほら、お守り」その小さな人形は僕の不安を和らげてくれた。

焚き火のユラユラゆれる炎ではなく、星のように瞬く光のように。
見送りに来てくれたつっきーの姿は今日は暗い。
「でもまたすぐに明るくなるよ。そう思わない?」

僕はうなずいた。
そうして、旅が始まる。迷いの森を抜けて。
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