売れたいという目標は一旦忘れよう。
今日はチームレタルで打ち合わせました。
私の確定申告のことやら、展示会のことやら。
打ち合わせしたら、めちゃくちゃスムーズに展示会の日程や場所が決まりました。
本決定したらお知らせ致しますので、何卒、何卒。
今日はVOGUE GIRLのしいたけ占いを見たら、「蟹座は勢いに乗ると周りなんてお構いなしだけど、そこはちょっと立ち止まって、まわりとコンセンサスを取り、地味な案件とかに目を向けてやりましょう」的なことを書いてました(私は蟹座です)。
まさに今日やったことはそんな感じでしたね〜。
今回の展示会は、いつもはテーマみたいなのがあんまりないし、新作の発表も少ないんですが、新作を多めに、まとまりがある感じにしたいなと思っています。
服を見るというより、美術館というか、ミュージアムショップみたいなイメージで見せたいとも思っています。
最近は顧客様も増えてきたので、作りながら「これは○○さんが着たがるかもしれない」みたいなことを考えながら作っています。
「売れたい」みたいなボンヤリした目標より、着る人の顔を想像した方が、入り込みやすいなと思います。
実際買ってくれるかはわからないけど、アテもなくアプローチするよりは、気持ち的にも楽です。
画家の知り合いが「個展用に作るより注文の商品を作る方が気持ちが楽だ」と言っていました。
それはよくわかります。
アテのないことって、なかなか気持ち的に不安になりますからね。
いつもボンヤリ「売れたい」だの「稼ぎたい」だの思っていましたが、もうそういうの、一旦忘れようかなぁと今思ってます。
私、あんまりお金に興味がないんですよ。
もちろんお金はあれば嬉しいし、やりたいこともたくさんあるけど、なんだろう、とにかくお金が欲しいってタイプじゃ全然なくて、だから、あんまりお金が欲しいという目標はしっくり来ない気がして来ました。
それより顧客様とか、来て欲しい人のことを思い浮かべて仕事した方がきっといいなと。
自分がなんで服を作っているかと考えたら、なんだかんだ人間が好きだからなんだと最近ようやくわかって来ました。
人間って面白いですしね。欲望まみれで。
服を作るというのは、そういう人間の欲望と付き合っていくものだと思います。
時にドロドロしていて、人間を狂わせるような欲望を、着るという行為で昇華させるというのは、やっぱり面白いですよね。尽きることがない。
とにかく売れたいとか稼ぎたいとかより、自分が作った服を着てる人を少しでも多く眺めるために仕事をする、そう考えた方がモチベーションが上がるように思います。
あっ、でも有名にはなりたいかなぁ(笑)。
有名になると、より多くのお客様に出会えると思うので。
なんとなく今は精神的に元気なせいか、いろいろな人に出会いたい、と思えるみたいです。
程良く抜きつつ、制作頑張ります。
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