【サバクのネズミ団】から学ぶサヴァイヴァルのイロハ
座れ。
おれが今回紹介するゲエムは【サバクのネズミ団】だ。
ゴミだらけのこの惑星に!
轟くエンジン!
うごめく黒い影!
\ヤツらはサバクのネズミ団!/
どこまでもサバクの広がる惑星で、伝説の『黄金郷』を求めて、ネズミ族が移動要塞《サバクフネ》で旅をするゲームだ。
もちろん、旅をするわけだからネズミの食料や移動要塞の燃料などを調達しなければならないし、寝床も必要だ。
サバクに棲むバケモノどもへの対策だって怠るわけにはいかない。
そこで【クラフト】だ。
サバクではそこらじゅうにガラクタが落ちている。
ボロ布、スクラップ、サボテン、骨などなど…
移動要塞で各地を旅しこれらを拾いまくり、要塞内で加工して施設の材料にしたり、点在する街で売却して燃料を購入したりするわけだ。
例えばスクラップから鉄パイプを作り、これをボロ布と組み合わせることでベッドルームが作れる。
ネズミ共は極めて勤勉で、仕事中にtwitterを見たりしないが休息は必要だ。
例えば砂を集めてレンガを作り、レンガを集めてかまどを作る。
そうすると、かまどでパンを作れるようになりネズミの腹を満たせる。
ネズミ共は極めて優秀で、仕事中にスマッホンでガチャを引いたりしないが食事は必要だ。
こんな風に【クラフト】を繰り返すことで要塞内部を充実させて【黄金郷】を目指すというわけだ。
お前らのやることは基本的にネズミ共に指示を与えるだけだが、燃料や食糧、ネズミの健康状態など気を配ることは山ほどある。
よりよい飯はネズミのやる気を引き出すし
よりよいベッドはネズミの回復を早めるし
よりよい武器は化け物をより早く蜂の巣にできる。
多少のペナルティはあるものの、完全なゲームオーバーがないこともオススメする理由の一つだ。何度だって立ち上がるのが真の男だからだ。
おまえがこれから先メヒコの砂漠で生きるために必要な全てをこのゲームが教えてくれる。
いわゆる箱庭系が好きならきっと気に入るはずだ。
最後にこのゲームの唯一にして最大の欠点を教えておこう。
こいつは【時間を盗む大泥棒】だ。
遊んでみたら嫌でも気付かされるはずだ。
switch、steam、PS4でバージョンアップ版がダウンロード販売されており価格もお手ごろだ。
こちらは【漫画でわかるサバクのネズミ団】だ。参考にしろ。
今回はここまでだ。
おれはこのゲームがだいすきなので、もしお前らがこのゲームを始めて何か困ったことがあったら遠慮なく聞きにこい。
引くくらい喜んで何でも答えてやる。
【おわり】