【すぷうんおばちゃんの読書感想文】子どもに金銭感覚をつける絵本(第3回目)
[外国編]
すぷうんおばちゃんのコラムもラストになりました。第3回目では、「子どもに金銭感覚をつける絵本」はないかと、年末年始に探してみた絵本のなかで外国作家の絵本をご紹介します。
(1) しあわせのばけつ
アメリカで お母さんが選ぶ絵本大賞を3作連続で金賞をとっている作品です。 とても良い絵本です。27歳のわが娘にも読ませました。
日本語訳はいらないかも。
(2)レモンをお金にかえる法
「経済学部に入ったばかりの学生が、経済とは何か、を学ぶためのテキスト代わりに使わていますよ」と紹介していただいた絵本です。
大学生が言葉の意味の確認のために読むのにとても良い本だと思います。
中学生あたりの社会の学習の中で全員一度くらい読むことができれば、一般常識として多くの人が理解できますね。私は、聞いたことがあるけどそういうことだったのかと55才になって理解しましたが。
(3)アーサーのペット屋さん
個人的には1番好きです。
自分がほしいものを手に入れるために、アーサーが行うことは、まさに起業ですよね。自分だったら・・・と夢が広がりますね。
(4)お金とじょうずにつきあう本
大変良い本ですが、理屈っぽくて私が子どもだったら読まないかな?
授業のような形で話し合わせる教科書のような形にして使うと、この本の良さが生きるかなと思います。
(6)金をつむぐこびと
さすがグリム童話という感じのお話でした。
今一つ読んだ後の後味の悪さというのが気になります。
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【すぷうんおばちゃんの読書感想文】子どもに金銭感覚をつける絵本、と銘打って3回連続で掲載させていただきました。
例えば、自販機で、ジュース一本買うにも、ただ、親が買い与えるよりも、子どもと一緒に選び、子どもに硬貨を入れるところを見せて、ボタンをおし、硬貨がジュースに変わることを見るだけで、ずいぶん違いますよね。そこに添える一言は、親の考えを伝えますし。
同じように、親子一緒に「子どもに金銭感覚をつける」方法として、今回ご紹介させていただいた絵本が、読んでくださった方の子育てに少しでも役立てば幸いです。(了)
【すぷうんおばちゃんの読書感想文】すぷうんおばちゃん。静岡県藤枝市在住。子どもの輝く笑顔のために、パパ・ママ・先生を応援します!正しい鉛筆の持ち方の基礎となる「3点持ち」、それを「三角スプーン」をつかって広めています。当コラムでは、子どもに金銭感覚をどうやってつければいいか、慣れ親しんでいる絵本にヒントがないか探してみました。 WEB:http://spoonobatyan.shop-pro.jp/ ブログ:http://spoon0505.blog.fc2.com/ 紹介ページ:http://fujieda-eg.jp/customers-interview/spoon-obachan/
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