【備忘録】pyenvでAnaconda環境を構築する。
pyenvとは、ひとつのシステム上で複数のPython(例えばPython 2.x とPython 3.x)を使い分けられるようにするツールです。
想定環境
・OS : Linux (Ubuntu LTS 20.04)
コマンド
# 下準備
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install curl
# pyenvをインストールする。
git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv
# pyenvがインストールされているか確認
pyenv -v
# pyenvのパスを設定し、反映する。
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
# anacondaの最新版を確認し、インストールする。
pyenv install --list | grep anaconda3
pyenv install anaconda3-2021.05
# anaconda環境がインストールされたか確認し、anaconda環境に切り替える。
pyenv versions
pyenv global anaconda3-2021.05
Anacondaの使い方
【備忘録】Anaconda仮想環境作成について; conda with pipに記しています。
Condaの仮想環境構築後について
pyenvでconda環境を管理していると、base環境とは別に新しくバージョンが追加されます。なので、conda activateの前にpyenvでバージョンを設定する必要があります。
# your_env_name=作成した仮想環境, user=ユーザアカウント名
$ pyenv versions
system
anaconda3-2021.05
* anaconda3-2021.05/envs/your_env_name (set by /home/user/.pyenv/version)