小説 第一回AI Selection (40) とどのつまりお

Yomi Gomi 「センキョ ノ ホウシキ ニツイテ、ワカリニクイトノイケンガキテイマス」

まりお「でも色々のパターンを計算して、今の状況でベターな選択を計算した結果だから、しょうがなくない?」

Yomi Gomi 「スベテノ ヒトニ ビョウドウ ノ ケンリガアタエラレテイナイ トイウイケン モ デテイマス」

まりお「確かに、人気のないグループに入った候補者は、その人の能力関係なく落選しちゃうけど、そこは国民がそのタイプの人は、今必要ないと思っているからだからね。今、昔の芸能人やガーキー餓鬼みたいな知名度だけのユーチューバが当選しても困るじゃない。人の揚げ足取りするだけが実績みたいな。」

Yomi Gomi 「イトテキナハイジョ トカンガエテイルヒトノワリアイハ、6.67%デス。」

まりお「意図的に排除するのは、こちらではなくて、国民でしょ?じゃあ、意図じゃなくて、意思だよね。」

Yomi Gami 「コノセンキョ デ当選シタ コウホシャガ ユウコウナセサク ヲテイアンスルカクリツハ、イゼンノセンキョノ場合ニクラベテ 280%セントデス」

まりお「以前の選挙だと議論の時は寝ていて、採決の時だけ、党で決まった方に手を挙げるような人たちもいたからね。まあごく一部だろうけどさ。」

Yomi Gomi 「今回ノ センキョノ場合デモ 全体ノ1.4%、2〜3人ハ 議論、議決ニサンカシナイ議員ガ当選スルカノウセイガアリマス」

まりお「それはしょうがないんじゃない。例えば、人気のあるグループに所属している人とかでしょ?そのあたりは、次回の選挙で考えるようにしよう。そっちも任期は2年なんだし。Yomi Gamiが選んだ上院の選挙と同じように、続けさせるかの選挙と補欠の補充選挙という感じで行うんだよね?」

Yomi Gami「ソウデス。2ネンカンノ実績ヲ認メラレタカタハ、ギカイニノコレマス。」

まりお「通常の選挙で選ばれる下院の方が法案を作って、審議して、上院で決議するという流れでいいんだよね。」

Yomi Gami「ハイ。ソノ通リデス。スベテノ議員ニ トクベツナYomi Toガ シキュウサレ、Yomi Gamiノエンザンノウリョクノヤク1/10ノ速度デ ギダイノ有効性ヲカクニンデキマス」

まりお「みんな同じYomi Toだったら、結局、結論は同じになっちゃうんじゃないの?」

Yomi Gami「ソレゾレノYomi Toノ知識ヤギノウハ、カク議員ニ イゾン シマス。ソノタメ、議員ガ 何ヲ優先トカンガエルカニ ヨッテモ カワッテキマス」

まりお「決定に至るまでのプロセスは、わかりやすいように、銀河で放映したり、まとめサイトを作ろう。」

Yomi Gami「ハイ、スデニ準備ニチャクシュ シテイマス」

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