小説 第一回AI Selection (15) 国土交通大臣 ばじとうふう
馬耳島 国土交通大臣は、栃木にあるゴルフ場で、ゴルフをしていた。
大臣 「おっ、おっ、これはでかいぞ。みんな、しゃがめ、しゃがめ」
秘書官「これは、大臣、た、大変なことになりそうです。」
大臣「揺れが止まったら、すぐに内閣府に電話しろ」
秘書官「わかりました。でも止まるどころがどんどん大きくなりますよ。」
大臣「寝ろ、みんな、芝生の上に寝ろ。わしも寝る」
大臣のグループは、グリーンにうつ伏せになった。
大臣「そろそろ大丈夫そうだな。電話、電話だ。後、ヘリだ、ヘリ。」
1時間後
秘書官「大変なことになっています。津波も発生している模様です。どちらに飛びますか。」
大臣「避難だ。すぐに、津波のこないところに行け。東北はダメだぞ。原発があるところはダメだ、東海もダメだ。きっと関東と変わらん。関西か。。。ほっ北海道だ。札幌、札幌までは飛ばせるか?」
秘書官「他の閣僚と連絡を取る必要はないんでか?」
大臣「バカ、バカ、どうせ災害にあって、向こうも身動きが取れる。生きとるかもわからんし。わしのYomi Toはどうなっとる。銀河は繋がるか?」
秘書官「ダメです。繋がりません。」
大臣「わかった。とりあえず避難だ。」
数日後
銀河ニュース「震災で閣僚のほとんどが犠牲となりました。正続が確認できてあるのは、以下の3名です。
副総理 大地 絹子
外務大臣 武藤 元
国土交通大臣 馬耳島 封