東京CLエクストラ対応 レシゼクビート
はじめましての方ははじめまして。普段はnoteで不定期で飛田関係の記事を書いています、実はポケモンカードプレイヤーのてつと言います。
今回初めてエクストラ大会に出る人も多いと風の噂で耳にしましたので、このような記事を書かせていただきました。そういうわけで今回の記事はあくまで初めてエクストラに挑む人向けの記事となります。勿論デッキリストは本気で組んだ自信のあるものとなっていますので、初心者でない人にも読んで欲しいです。
エクストラの記事は主要となるカードをまとめたものは多いものの、環境や主要デッキについて書いた物は少ないと思ったため、今回の記事ではそこら辺についても触れてみました。過去のエクストラ大会で入賞したレシピも一部参考に貼ってあります(全てトレーナーズウェブサイトで確認できるもの)。
私自身のエクストラ経験は昨年の新潟大会および千葉公認大会に出場しているため、普通の人よりは経験豊かなのでは無いかと考えています。
戦績の方はと言いますと2019シーズン通して76位と、あと1歩世界大会に届かなかったといったところになります。
初めての有料記事ということで至らぬ点もあるかと思いますが精一杯書きましたので読んでくだされば幸いです。
→記事としての需要がなくなったと判断し、無料で公開しました
こちらの記事は元々東京CL前に書いていましたが、2週間かけて少しバージョンアップしたため、それについても触れていきます。
当日は9/11時点のレシピを2週間かけて改良したものを4人で使用しました。結果は
6-2 2人
5-3 1人
4-3 1人
と、そこそこな結果を残すことができたのでは無いかと思っています。敗けの内訳は事故負け3、対超越3、対三神ムウマージ3、対オーロット1です。このうち超越と三神ムウマージは主要カードが禁止リストにぶちこまれたため、実質的には最強になったと言っても過言ではないかもしれません(※過言です)
【環境の変遷】
2018年12月 新潟大会ゾロアークGXとレックウザGXの2つが環境の中心として存在していました。直前のシティリーグで結果を残し、前評判でも多いと予想されていたオーロットは蓋を開けてみれば新潟には生息していませんでした。
参考:新潟優勝レシピ -レックウザGX
参考:シティリーグシーズン4優勝オーロット
2019年2月 千葉大会
タッグチームの登場により環境は激変。また、マチスの作戦によってゾロアークが超強化された。
環境的にはゾロアークGX、速攻型タッグチーム(ピカチュウ&ゼクロムGX(以下ピカゼク)およびゲッコウガ&ゾロアークGX(以下ゲコゾロ))、耐久型タッグチーム(ニンフィア&サーナイトGX(以下サナニンフ))、非エク(マッシブーンダストダスやエビワラーソーナンスダストダス(以下エビナンス))が大きなウェイトをしめていました。 特にエビナンスはゾロアークGX、ピカゼク、ゾロゲッコを弱点で攻撃しながらソーナンスによる特性ロックで蓋をする動き、そして中盤以降のダストダスのごみなだれが非常に強力で猛威を奮っていました。そこに対して耐久タッグは有利を撮れていましたが、速攻タッグに押し切られることが多く、上の4つのデッキタイプの中では人気は少なめな印象でした。
参考:シティリーグシーズン4BEST8 ゲコゾロ
参考:シティリーグシーズン3優勝 サナニンフ
参考:シティリーグシーズン4オーサカ3位 エビナンスダスト
そんな中優勝したのはルガルガンGXゾロアークGX。ルガルガンがゾロアークや速攻タッグの弱点をつきながらも、非エクに弱点をつかれないアタッカーとして有効に働きました。
参考URL
https://pokemoncardmemo.com/deck/article2019-865/
また、優勝こそしなかったものの1部で話題になったのがとーしん選手が作成にかかわったとーしんスペシャル(レジロックビーチ)。相手のトレーナーカードの影響を受けないレジロックをゆっくり育てて戦う新しくも非常に強力なデッキタイプでした。
参考URL
https://note.mu/taku_shu/n/nca818ac33372
シティリーグシーズン4
ムウマージ、リセットスタンプの登場により環境は混沌化します。1ターン目に相手の手札を0にする構築が大流行しました。
また、その他のデッキタイプとしては相変わらず多いゾロアークや、スタンでは闘魂のまわし、ボルケニオンEXにより火力と耐久の両方を上げるレシラム&リザードンGX(以下レシリザ)が結果を残していました。
参考:シティリーグシーズン4トウキョー優勝 ロンゾロ
参考:シティリーグシーズン4トウキョーBEST8 レシリザ
2019年9月
エクストラレギュレーションの禁止改定により強力なハンデス効果を持つ怖いお姉さん、ムサシとコジロウ、リセットスタンプが新たに禁止されました。
以上が【公式大会におけるエクストラレギュレーション】の主な環境の変遷です。
【環境予想】
以上を踏まえての環境予想
ゾロアークGX→相変わらず多い。ロンゾロとルガゾロで言うと、最高パフォーマンスの高さではルガゾロが勝ると思うものの、環境的にはロンゾロの方が多いと予想しています。理由としては「エクストラと言えばロンゾロ!」というイメージがやはり根強くあり、考察の浅い層がロンゾロを使ってくると考えているため。また、ゾロアークGXの枚数が多い点やプレイング難易度が低い(主にルガンの使い方を考えなくていい)点からロンゾロの方が多いのではないかと予想しています。千葉以降に登場した新カードではグレートキャッチャー、プレシャスボール、ミミロップ&プリンGX、各種TAGサポートが主な強化点。
非エク→エビナンス、マッシダストがやはり強い。
今マッシダストを使う理由はほとんど無いと思っていて、特性ロックできるエビナンスがそのほとんどだろう。ゾロアークGXに関しては上述した通り有利。ハラグズマの登場によりストロング、いましめの祠、こだわりハチマキサーチできるのでアタッカーさえ用意できていれば急に60打点を加算することが可能。ダストダスもグッズでぶんぶん回すエクストラ環境ではやはり強い。
タッグチーム→千葉以降に登場したタッグチームの中ではレシリザとレシゼク、アルセウスディアパルが多く使われると予想。
レシリザは溶接工がエクストラでも相変わらず強い点と闘魂のまわしによるHP310耐久。そしてこだわりハチマキを巻けない分の打点不足をボルケニオンEXにより補える点が強力。また、意外にグッズをトラッシュせずに戦えるためダストダスにも強いのが良い。
レシゼクはエクストラの象徴とも言えるダブルドラゴンエネルギー1枚で簡単に技が使えるのが高評価。PPMAXやカプ・コケコ◇で弾の用意も容易にできる。
アルセウスディアパルもレシゼクと同様にダブドラ1枚からオルタージェネシスを追加効果込で宣言できるのが強力である。
逆にゾロゲコやピカゼクは減ると予想。ピカゼクはライチュウ&アローラライチュウGXで強化、悪タッグデッキはブラッキー&ダークライGXやバンギラス&MヤミラミGXなど新しいアタッカーが登場したが、相変わらず非エクがキツイ。レシリザやレシゼク等新タッグと比較して耐久が低く環境についていけてないことも上げられる。こいつらを使うなら耐久がより高く、非エクにも弱点をつかれない上記タッグチームを使いたいだろう。
千葉以降のタッグチームと言えばミュウ&ミュウツーGXも挙げられが、ゾロアークGXがオカルトマニアを連打してくるエクストラ環境では、このカードを中心としたデッキの活躍は厳しいと思われる。ただし、他のタッグチーム系デッキに弱点を分散する目的や技を使い分ける目的でピン刺し採用されていることは考えられる。
レジロックビーチ→強力なデッキであることは間違いないのだが、如何せん構築に必須となるトロピカルビーチの入手難易度が高すぎるため環境にはほとんどいない。勝ち越しを目指すだけなら対策を切ってもいいと思う。ただし、優勝を狙えるスペックは持っていると考えるので、優勝を狙いたいと考えているならこれにも勝てるデッキを組んでいきたい。
ハンデス系→9月の禁止改定により既存のデッキタイプは死滅した。ただし、オルタージェネシスで新登場したフラエッテは禁断の光のフラべべ(ぬけがけしんか)と合わせることで後攻1ターン目から全ハンデスを狙えるスペックを持っている。しかし、後攻というのがネックで1ターン目に盤面を作られてしまうとやはりキツく、これを実践レベルまで構築を強くできるプレイヤーはほとんどいないだろう。
(追記)
私たちの練習会ではウルネクデッキとしてウルネクダストを使用、仮想敵としていました。この型が基本だと思っていたので、当日はオクタン型がかなりの数いてかなりビックリしました。
(追記終了)
【デッキレシピ&採用理由(9/11時点)】
上位環境予想をした上でのレシピがこちらです。
レシラム&ゼクロムGX2
メインアタッカー。ダブドラ1枚で攻撃に移れるのが偉すぎる。打点は90~270と応用が効く。2回使いたいので3枚採用したいのが本音だが枠の都合で2枚。場持ちが良く、三神やコケコGXもアタッカーとしてかなり使いやすいため、こいつが1枚サイドに落ちてもサイドを取りきるのに苦労することはほとんど無い。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下三神TAG)1
ダブドラで打てるオルタージェネシスGXが(特に非エク対面で)強すぎる。非エクに対してはオルジェネのあと3回攻撃して勝つ。対タッグ対面やゾロアーク対面では使ったり使わなかったりするので1枚のみの採用。
ポケモンレンジャーが入ってそうなデッキに対しては安易にオルジェネを宣言しない。ちなみにポケモンレンジャーが入ってそうなデッキはゾロアークGXとレシリザ。非エクデッキにはテテフが入ってなかったり、デッキの回りがゆっくりなのでポケモンレンジャーは入りにくい。
カプ・コケコGX1
タッグ以外のアタッカー要因。
タッグ2体で6枚取られるより、こいつを1回挟める方が偉い場面が多い。しかしこいつスタートしたくないので1枚採用。特に対非エク対面で三神のオルジェネのあとに挟みたい。
カプ・テテフGX1
こいつのおかげでボールが実質サポートになる。プラターヌに触る場面と終盤Nの覚悟に触る場面、2回使いたいことがあるが、枠の都合で1枚採用。
シェイミEX1
デデンネGX1
ボールをドローに変換できる。手札をキープしたままドローしたい場面と手札を捨てたい場面があるため1枚ずつの採用。
カプ・コケコ◇1
らいえんむそうの弾をリロードする係その1。プリズムスターなので1枚
ホウオウEX2
らいえんむそうの弾をリロードする係その2。1枚だと後半エネが足りなくなる場面もあったので2枚採用。
ゾロアーク相手にはいつオカルトマニアを言われるか分からないのでとりあえず不死鳥宣言できる時にはする。その他の相手に対してはベンチスペースも考えながら使う。
ウソッキー2
ゾロアークGX対策。ハイパーボールでサーチする余裕がなく素引したいので2枚採用。レスキュータンカが入っていないが、グズマで倒されても2体目を出すことも可能。ゾロアーク側からすると2体のウソッキーにかまってる暇は無いので有利に試合を進めることが出来る。
対ゾロアーク対面において、ウソッキーがいれば相手からのライオットビートの打点はマチス+オカマ+アイリスの場合MAX210+50=260、マチス+アイリス+アイリスでも130+50+50=230で耐えてくれる。ただしMAXマインドジャック+MAXアイリス2回は耐えないので注意。ジャンピングバルーンやデスローグGXには気をつけること。
プラターヌ4
基本的には毎ターン打つカードとなるので4枚採用。7枚引けるので最強。ゲーム終盤には残り山札はとても薄くなっている
N1
基本的にはプラターヌを連打しているので使わないが、それでも劣勢の場面やワンチャンお祈りしなければならない場面がたまにあるので1枚採用。
グズマ1
エクストラは基本的に目の前のポケモンを倒していくゲームなので使用する機会は少ない。下記に記載するがグレートキャッチャーも採用しているので枠の都合で1枚。
オカルトマニア1
エクストラを象徴するカードの1枚。シェイミやデデンネで展開した後、このカードで相手の動きに蓋をする。フーパやケルディオGXへの対策としても使える他、下位卓にいることが予想される特性依存の変なデッキへ刺さることが多い。
Nの覚悟1
基本的に詰めでクロスブレイクGXを打つ用。正直ダブドラ2枚ついて打てることもあるのでエネルギーがつくかどうかは些細な問題だったりすることもある。…勿論当たるように祈りながら打つこともある。
鍛冶屋1
不死鳥後、弾が発射され棒立ちになったホウオウEXに対して使用することで確実に180打点を追加する。ドローはできないので、詰めの盤面、最後の一押しに使う。
バトルサーチャー4
ピン刺しサポを強く使いつつ、より確実にプラターヌを連打できるように4枚
ハイパーボール4
手札を減らしながら好きなポケモンをサーチできる。手札が減るとシェイミでドローできる。エネやホウオウをトラッシュできるのも偉い。トラッシュする効果もサーチする効果も強いので4枚。
プレシャスボール1
三神TAGのオルタージェネシスを言いやすくする。また勿論デデンネやテテフ、コケコにも触れる。5枚目のハイパーボール
ピーピーマックス3
エクストラ界における「抽選」枠。当たれば爆発的な効果を得る。90打点になったり、技が打てるようになったりするのでスゴい。4枚入れたいが、効果が安定しないのと他に入れたいカードもあるためこの枚数。
フィールドブロアー2
基本的に相手の闘魂のまわし付タッグチームをワンパンできないので、フィールドブロアーで無理やりワンパンに持っていく。最悪2回タッグを倒す必要があるし、プラターヌで捨てられていくので2枚
バトルコンプレッサー1
ホウオウやエネ、ピン刺しサポートをトラッシュするのに使いたい。正直2枚採用したい枠である。
グレートキャッチャー1
サポートの欄でも書いたがこのデッキおよびレギュは基本的にプラターヌを使っていくこととなる。その上でグズマを使いたいけど、手札のカードだけでは足りない、という時にドローしながら相手のベンチを引きずり出すことができる。
ポケモン回収サイクロン1
エースペ枠。ポケモン入れ替えになったり、AZになったり、アセロラになるすごいやつ。
ダメージを負ったアタッカーを回収する動きは勿論シェイミ、デデンネらの特性を使い回すこともできる。弾のなくなったホウオウを回収後、プラターヌで捨てれば再度不死鳥チャレンジできるようになる。
闘魂のまわし2
レシゼクは道具無しでも270打点が出るので、基本的に耐久していく方が強い。こだわりハチマキを付けてもらいえんむそうは300打点でまわし付きタッグをどうせ倒せない。また+10点も地味に偉く280打点を出せることで三神等のHPに届くようになる。
こだわりハチマキ1
ゾロアークGXに対して2エネトラッシュで事足りるようになるカード。1エネトラッシュでシェイミを倒せる。またオルタージェネシスがテテフを倒せるようになる。
更にオルタージェネシスの+30と合わせればアルティメットレイで210出せて、こちらもゾロアークワンパン
ゾロアーク対面においてらいえんむそうで3エネトラッシュしていると、向こうがオカルトマニアを連打してくることもあり、ベンチのエネが枯れてしまい折角レシゼクが攻撃を耐えてくれてるのに、その次のターンに相手のゾロアークを倒せない場面があったので採用しました。
かるいし2
タッグ以外がバトル場スタートした時に即座に逃げて攻撃できるようにするためのカード。最悪ポケモン回収サイクロンで逃がすパターンもあるので2枚。
混沌のうねり2
本音を言うとパラレルシティを採用したかったのだが、パラレルシティミラーが不毛すぎるため代わりに強いスタジアムを探していたところでこのカードを発見した。ゾロアーク相手にスカイフィールド前にフィールドブロアーを要求する動きはかなり使用感良かった。正直仮に混沌のうねりが流行りまくって誰もパラレルシティ入れないなら自分だけパラレルシティ採用したいです。
ダブルドラゴンエネルギー4
レシゼクが1エネで攻撃に移れるようになったり、三神が後1オルタージェネシス言えたりする。強いので4枚。
基本雷エネルギー6
基本炎エネルギー5
コケコで加速するのと、鍛冶屋で加速するのでこのバランス。どちらがが少ないと不死鳥使おうとした時に炎だけ無いとか雷だけ無いとかで最高パフォーマンスを出せなくなる。
【不採用カード】
ギラティナEX
ピーピーマックス+ダブドラでいきなりカオスウィールが言える可能性があり、初動でカオスウィールが言えるとゾロアークや非エク系デッキを完封できると考えていた。しかし、後攻1ターン目で言うのはなかなか難しいことやゾロアークに関してはポケモンレンジャーを採用している可能性もあることを考え採用を諦めた。
アーゴヨン&アクジキングGX
高耐久で非GXに対して有利に立ち回れるうえ、GX技がとても強い。しかし、非エクに対してはアルティメットレイを言えば別にこのカードを使わなくても勝てることが分かった。GX系(タッグ、ゾロアーク)のデッキに対しては別にカオスオーダーGXでなくともサイド2枚取ることはできそうだと分かったので不採用。
ヒードランGX
場においておくことができるカプ・コケコGX。HPがあちらより20高い分、奇襲性は薄く、狙われる危険性もある。GX技に関しても炎エネルギーがそんなに多く入っていないので、ヒートボンバーの火力がそんなに出ることが無く、それよりは6エネ付いたレシゼクにカウンターを決めれるカプサンダーGXの方が偉いと判断。ベンチスペースや相手のミミロップ&プリンGXのジャンピングバルーンを考慮し、コケコを優先した。このカードを入れると鍛冶屋がより使いやすくなる。その際は炎と雷のエネの枚数を逆転させるとよい。
トキワの森
スタジアム候補枠。手張りをしたいのはダブドラであり、そのダブドラをサーチできないため。また、手札をトラッシュする効果もスタンなら強いが、エクストラではプラターヌでことたりるため不採用
パラレルシティ、スカイフィールド
混沌のうねりの項目でも説明したが、パラレルはミラーが不毛すぎる。スカフィはゾロアーク相手に出すスタジアムが無くなってしまうので不採用
【簡単な立ち回り】
基本的にはレシゼクでドカーンドカーンと大ダメージを出していくのがゲームプランになります。そのためには毎ターンプラターヌを使い山を掘り進めることでカプ・コケコ◇やホウオウ、ピーピーマックスといったエネ加速に触れるはずです。手張りの権利はダブドラに使いたいのでプラターヌで基本エネを切るからと言って安易にトラッシュしてはいけない。基本エネを貼るのは、そのターン中にダブドラを貼るのが無理と確定してからでも遅くない。
らいえんむそうの弾としてのエネの貼り先は分散させてグズマで後ろを狩られて弾が無くなった!ということにならないよう注意
【追記】タッグを相手にする時、らいえんむそうだけでサイドを取りきる場合、必要な弾となるエネルギーの枚数は約6~7枚です。
タッグ→(90×3)×2【タッグ2体パターン】ないし90×3+90×2+90×2【タッグ1体と非エクとテテフ、デデンネパターン】
コケコ◇で2枚、不死鳥1回で2枚、おそらく1回は手張りで基本エネつける余裕があるので1枚。
残り2枚をピーピーマックスあてるか、不死鳥をもう1回決めるか、鍛冶屋するか。いずれかのルートで頑張って2エネつけてください。
【追記終了】
非エク相手にはオルタージェネシスから入れば基本的に負けない。ダストのゴミなだれとか気にせずにとりあえず全力でオルタージェネシスを言いにいってください。まわし付ホウオウが地味にレインボーバーン70ダメージでヤブクロンを倒せたり、オルジェネ込で90ダメージでエビワラーを倒せるのも覚えておいて損は無いです。
【追記】
対ウルネク対面の立ち回り。基本的には先2ないし後1にオルタージェネシスから入る。この時可能ならピーマで1エネ余分につけた状態で宣言する。そうすることで、ウルネクに1エネ割られても次のターンにダブドラを引ければアルティメットレイ宣言で盤面を作りながらサイドを取りに行ける。ピーマでエネがつけれない場合は軽石で逃げれるようにしておく。アルティメットレイ宣言後、丸裸にされ前棒立ちでサイド3とられるのだけは絶対回避する。
【追記終了】
難しいのがゾロアーク対面。相手にポケモンレンジャーが入ってるか分からない限り安易にオルージェネシスを言ってはいけない。オルジェネを言うのはサポ権をレンジャーに使わせることでアドが取れる盤面の時のみ。Nの覚悟込みクロスブレイクでサイドを4枚、3枚同時取りするプランも考えながらプレイする。
【デッキレシピ&変更理由(追記分:東京CL使用ver)】
練習を重ねるうちに対ゾロアークへの勝率が低いことに気がつきました。
レシゼクから殴り始めるとオカルトマニア連打でエネが枯らされ戦線が維持できません。
三神から入ってもイカサマやマインドジャック、あるいはラッタにいいようにサイドレースを進められて負けてしまいました。
そこで考え方を変え、1ターン目にぶん回しすることで盤面を完成させ、あとは毎ターン手張りさで攻撃するだけで対ゾロアークを戦おうという方向になりました。1ターン目にぶん回すことを重く見てスタジアムはスカイフィールドに変更。またシェイミEXも1枚から2枚へ増やしました。
練習メンバーの一人がやぶれかぶれ愛好家であり、本レシピにもすぐに採用していました。実際ゾロアークに対し1ターン目あるいは先行2ターン目までに打つと相手のテンポを送らせることができる点が優秀でした。他のデッキに対して先1やぶれかぶれはやはりイージーウィンを狙える可能性があると言った点で採用することに決めました。
それに合わせプレシャスボールもミステリートレジャーへ変更。手札を1枚捨てられる効果も地味に役立つ場面が多いです。
また対ゾロアークにおいてトラッシュするエネルギーを2枚で事足りるようにする目的で道具を闘魂のまわしからこだわりハチマキへ変更しました。
カプ・コケコGXを不採用にし、4体目のドラゴンポケモンを投入しました。サイドをずらせるカプ・コケコGXは魅力的でしたが、それよりもダブルドラゴンエネルギーの有効活用を重きを置きました。
また、カプ・コケコGXを使いたい対非エク対面においてですが、練習最終段階で非エクのtiar1はウルネク(それもダスト型)と想定しており、特性を自由に使わせてもらえないだろうという考えに至っていたことも理由のひとつとしてあげられます。
まとまと使用構築
まとまと使用構築ではエーススペックとしてパソコン通信を採用していますがこれは従来のポケモン回収サイクロンとは好みで採用が別れています。
パソコン通信はデッキの円滑油としての役割が非常に大きいのに対し、ポケモン回収サイクロンはデッキの強ムーブの最大値を上げるカードとして見ることができます(採用カードの項目でも少し触れましたがシェイミのセットアップおかわりによるぶん回り、まんたんのくすりとしての役割等)
4対目のアタッカーとしてアーゴヨン&アクジキングGX を採用。対中打点に対しての特性暴食が強力であると同時に、GX技の詰め性能が非常に優秀でした。
さて、初手ぶん回り、こだわりハチマキを採用してもなおゾロアークへの勝率は悪く頭を抱えていました。マトマトは諦めて「初手マーシャドーで事故らせれば勝ちやろ」と言い出す始末。
しかしCL東京前日のホテル夜遅くまで練習していた私に天の声が囁いてきました。「ゾロアークに対してはオカルトマニアを連打するのです」
そして私の脳裏には白レック全盛期の記憶がフラッシュバックします。
(そういえば白レックって先1でぶん回して、最後にオカルトマニアで蓋する動き強かったよなぁ……)
てつ使用構築
メコ使用構築
初手にオカルトマニアを言いやすくするようにオカルトマニア現物の2枚目を採用。さらに継続してオカマを連打できるよう、サポ権を使わずにドローしてバトルサーチャーにさわれるようにシェイミの3枚目を追加しました。
正直オカルトマニアというカードは強すぎるので対ゾロアーク以外にも連打していきたいカードです。特に今回の環境はオルタージェネシスGX が強すぎる故にかなりのデッキにポケモンレンジャーが採用されていましたが、オカルトマニアで蓋をすることでテテフのワンダータッチを封じ、ボールからポケモンレンジャーを言えない、すなわちポケモンレンジャーを素引きすることを強要するという点でも活躍しました。
Nの覚悟は元々対ゾロアークにイージーウィンしたいという気持ちで入れたカードだったのですが、そんな楽には勝たせてもらえない上に、どうせ勝手にケアされるだろうということで不採用としました。練習中も覚悟クロスブレイクを言う機会はほとんどなかったため。
てつ使用構築ではレシゼク3三神1、メコ使用構築ではレシゼク2三神2の配分となっている。
【エクストラバトルの日18連勝構築】
2019年10月20日追記
今回まとまとさんが使用し、エクストラバトルに参加して18連勝、プロモパックを6パック獲得した最新レシピを公開します。
10月以降の新制限にも対応していますので是非ご使用ください
【あとがき】
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はエクストラ初参加の方向けにかなり分かりやすく使いやすいデッキを紹介させていただきました。
東京大会に出る方の何かしらのヒントになってくだされば幸いです。
もし質問等あればt724tt@gmail.comまでお問い合わせください。答えられる範囲で答えられるかもしれません。(勿論答えられることもあります…)
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