グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちを観て
どうも、田中です。
ネタバレありです。
言わずと知れた名作なので説明不要よな。
なので書きたい部分を端的に。
心の友ショーンも、粋すぎる親友チャッキーも最高なんやけど、
「君は悪くない」のシーンは何回観ても泣いてしまうんやけど、
この映画はスカイラーが一番最高なんよ。
スカイラーはマジでいい女。
駄菓子屋デートに付き合ってくれるし、その後近くの露店で一緒にサンド食いながらキスしちゃおうぜって提案してくるし、もう最高なんよ。
バーでウィルに電話番号渡した時もそうやったけど、グイグイなんよな。この強引さがウィルには必要やったわけよ。
天才数学家としてではなく、人付き合いが苦手で奥手な20歳の青年として。
その後、チャッキー達とメシ食って口から飲み物こぼしながらバカ話しするのも最高。スラム育ちがどうとか、自分の好きな人の友達がアホっぽくて下品な事とかどうでもええんよな。むしろ嬉しそうやったよな。
ただ相手を知りたいっていう一心で、その内容がどうであれ受け入れてくれるんやろうなって安心感がある。ウィルは途中信頼しきれなかったけど。
劇中の誰よりも男前よな。
一緒にカリフォルニアに行こうって提案した時もそう。
兄弟や親の事はある程度察しがついているんだけど、本人の口から聞くまでは話を合わせてくれていて、
互いに感情が爆発して、ウィルが過去の悲惨な出来事を吐露した時にも一言
「愛しているのよ」ってな。
ショーンも言ってました。
互いにとって完璧ならそれで良いと。
癖や欠点もたまらなく愛おしいのだと。
境遇や生い立ちはなかった事にはできないし、抱えて生きていくしかないけれど、一緒になって抱きしめてくれる人にウィルは出会えた。
だから最後のウィルの決断に誰もが納得できる。
それぐらいの説得力をもったワンカット、ワンシーンを演出できる女、スカイラー。
最高なんですわ。
散々泣いた後に電話でまた「愛している」の一言。空港で名残惜しそう背中。グッときたな。
ウィルはこの一言を追い求めてたんよな。
このあとの二人はどうなったんやろなー。
巡り巡って羊飼いにでもなって、悠々自適にのんびり暮らしてると最高やな。
おわり。
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