「これから、何する?」のワクワク感
TOKYO FMさんで2016年4月から約4年半、生放送をしてきたラジオ番組「高橋みなみのこれから、何する?」が最終回を迎えようとしています。
放送開始の頃、私は大学4年生になった頃でラジオを中心にマスコミ業界を目指して就活をしていました。エントリーシートは80社以上書いたでしょうか。そんな時そばにいてくれたラジオ番組の1つが「これなに」でした。
元々、高校生の頃からAKB48ファンである私は「たかみながラジオを始める」というワクワク感から聴き始めました。初日の放送番組テーマソングRAM RIDER「東京編」で「これから、何する~♪」から始まり「東京の夜明け、君はどこにいる?」とお洒落な音楽に興奮したことを覚えています。ウォークマンのラジオ受信で聴きながら。
家で過ごしている時、午後に大学へ行く時、小田急線に乗って移動している時、色んな場面で電波を受信して聴いていた時に、TOKYO FMジングルと共にテーマソング、たかみなさんの声を聴いてると「俺は今、東京で生活を送っているんだ」と、謎の高揚感も覚えました。田舎出身あるあるでしょうか笑
番組開始の頃メッセージも読んで下さり、「スカイロケットカンパニー」と共にTOKYO FMで出会って、その後の人生に影響を受けた大切な番組です。
就活の時期に「これから、何する?」というタイトルからも貰うことができたワクワク感と、大学生活最後の1年を過ごして学生生活の終わりが見えてきた寂しさと、東京で就活をしていて辛かったことなど……一緒になって記憶に鮮明に刻まれたのだと思います。
音楽と同様にラジオも、瞬間を生きていた頃の記憶を引き出す。
欲を言えばパートナー制度という2人体制ではなく、たかみなさんが1人で話していく声を、まだまだ聴きたかった番組でした。
「これから、何する?」という問い掛けが、今のご時世だからこそより大切になっていくと思うだけに、コロナ禍の10月改編で終わってしまうのは勿体無い気持ちになるし、私も悔しい気持ちになりました。番組が終わり、番組が始まる。そんな改編というのは必ず全番組にやってくる。それは分かっているのですが…。
たかみなさん、スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした!最終回もしっかり聴きます。