オリジナルガイアッシュ覇道のすゝめ
皆さんこんにちは、hiroです。今回はオリジナルフォーマットでの【シータガイアッシュ覇道】をご紹介しようと思います。かなりまとまった構築だと思っていますが多忙につき使用出来ませんので多くの方に使って頂きたく思います。全文無料となっていますので、拙い文章ではありますが最後までお読み頂けると嬉しいです。
簡単に自己紹介をしますと、関西(主に京滋)でCSや公認大会に出ている高校生です。勉強と部活のためCSに出られる回数が少なく、CS優勝は2回と主だった実績はないため、環境に対する認識がズレている場合がありますがご容赦ください。
1.ガイアッシュ覇道とは
ご存知の通り【ガイアッシュ覇道】は【ガイアッシュカイザー(以下ガイアッシュ)】と【クラッシュ覇道(以下覇道)】を用いてEXターンを取りつつ殴り勝つデッキです。主にアドバンスでの使用が多いデッキですが、オリジナルでも龍軸のガイアッシュ覇道、龍軸とは独立し、【デドダム】を取り入れた黒入り4Cガイアッシュ覇道と様々なタイプが存在します。
それらのデッキタイプに共通する特徴としては、キルターンが中~遅であるが受け性能、カウンター性能が高くまた詰める性能も非常に高いというものです。今回は様々なタイプの中でも特に攻守に優れた【龍軸シータガイアッシュ覇道】をご紹介します。
2.デッキリスト
こちらがデッキリストとなります。想定する対面によりカードの枚数配分は変わりますが、多色はこれ以上は増やせないという枚数になっています。
では早速各種カード解説に移りましょう。以下口調が常態になります。
3.各種カード解説
【メンデルスゾーン(以下メンゾ)】
龍軸のデッキの必須級カード。多色がかさむ懸念点はあるものの、【ガイアッシュ覇道】では5~6のカードパワーの高いカードにいちはやくアクセスすることが重要となるので4採用確定枠。安くなったね…
【ボルシャック栄光ルピア(以下栄光)】
こちらも【ガイアッシュ覇道】にはおなじみのカード。現状のオリジナル環境では場にクリーチャーが残ることのデメリットが少ない点、3ターン目に2ブースト出来れば次のターン手札が多色でも5のアクションを取れる点から採用。また、今のオリジナル環境にランダムハンデスをしてくるデッキが少ないのも採用要因。【龍の呼び声】だとデッキ内のドラゴンが少なくなりすぎるのでこっちにしてくださいね。はい。
【五番龍 レイクポーチャーParZero(以下池ポチャ)】
あの【アーテルゴルギーニ】と同期のスーパーカード。5で出来る動きとしては破格の性能で、攻守両方に光るカード。回収効果で【ガイアッシュ】や後述する革命チェンジ先、他のリソース補給カードなど様々なカードを回収し、理想となるゲームプランを実現しやすくなる1枚。次に紹介する【流星アーシュ】と枠を分け合い2枚の採用だが2~4枚までは枚数変動がありそう。環境を見ながらどうぞ。
【流星アーシュ(以下アーシュ)】
自ターンに出来るアクションとしては【池ポチャ】に劣るものの、トリガーとしては2面防げるクリーチャーとしてそれなりに優秀なので採用。2ターン目に【メンゾ】を打つために埋めた【覇道】などを回収出来るのは高評価。【池ポチャ】と【アーシュ】で合計4枚が適正か。採用枚数は0~2枚。
【ボルザードスーパーヒーロー/超帝王タイム(以下帝王)】
【帝王】にふさわしい凄まじいカードパワーを持った1枚。上面を使うことは少ないが、下面があまりにも今の環境に刺さるため4採用。【ファイアーバード】や【ドリームメイト】といった低コスト帯のドラゴンでないクリーチャーをチビチビチャパチャパ並べてくるデッキの面を半壊~全壊させられるため、攻守両方に絶大なアドバンテージを得られることから4採用。【メンゾ】を打つためにはマナに埋めないといけないが初見殺しの面も強いカードなのでマナ埋めはよく考えたい。4確定枠。
【切札勝太&カツキング(以下カツキング)】
シータカラーの龍軸デッキの4確定枠。このデッキそう都合よく青がマナに行く訳ではないので初手に埋めてしまっていいだろう。出した後相手の場がなかったり手札にチェンジ先がなかったりする場合自身をバウンスする択を常に頭に入れておきたい。4枚揃えてね。
【流星のガイアッシュカイザー】
このデッキの核となるカード。特に解説することもないが、1枚だけだとよく突破されるので出来れば2枚以上場に残したい。これも6Kで4枚揃えた身からすると安くなったなあ…
【パーフェクトフリースタイル(以下フリスタ)】
非ドラゴンだが効果があまりにも強いので泣く泣く4採用。某YouTuberが最近の若者はメンデル2ブーストに慣れすぎてるって言ってた。たまに2コスト0ブーストが可愛いかもしれない。
話を戻すと現環境基本的にマナより大きいクリーチャーが多いため基本トリガー化すると思って大丈夫。(EX.5000VT、プワソン、アリスルピア)
【天門】対面なんかでは手打ちして盤面飛ばすこともあるので2枚目以降が手札に来た時即マナ埋めするかは考えてほしい。3~4が適正枚数か。
【蒼き団長ドギラゴン剣(以下バスター)】
最強上振れ団長。【カツキング】【バスター】【カツキング】で4面取れたり【ガイアッシュ】【バスター】【ガイアッシュ】で3点+2ドロー取れたりするので採用必須。確定枠。
【時の鳳凰ミラダンテ12(以下ダンテ)】
こちらも最強カード。詰める時は出来れば【ダンテ】【ラフルル】2枚を絡めて詰めたい。
【音卿の精霊龍 ラフルルラブ(以下ラブ)】
詰めるためのカード。現環境ではそこまで呪文トリガーが怖い訳では無いが【ブルーインパルス/真実を見極めよ、ジョニー】のようなカードも存在しているのでやはりケアしておきたい。2確定枠。
【闘争類喧嘩目ステゴロカイザー/お清めシャラップ(以下お清め)】
強いカードではあるが、【RSF/オールインチャージャー】と枠を争った1枚。たまに墓地利用するデッキへの墓地メタになることと緑単色がそこそこ優秀なことから採用。他の単色ブーストとは競合枠。
【覇道】
デッキの核。8マナ貯めて出すこともしばしば。
4確定枠。
【真久間メガ(以下メガ)】
盤面を吹き飛ばすための1枚。出来れば2枚程度採用したいがトリガーである【帝王】との兼ね合いからピン採用。2枚までなら増やせそう。
4.プレイングと有利不利解説
しっかりと回せていないため回してくれた人からのお声を聞いて追加していきたい。でないとあまりにも解像度が低すぎて【No context Duel Masters】なるものに晒されそうだ。以下に筆者の少ない試行回数と感覚でおおよその対面有利不利を書くがあくまで一個人の感想として見てほしい。
対青黒コンプ
6~6.5割か。ブーストカードを引けるかが鍵になるが、【コンプレックス】には【帝王】で妨害をしつつ【ガイアッシュ】を立てることが出来ればあとは【コンプレックス】に【覇道】を特攻させることで数ターン稼げるためチビチビチャパチャパ殴って詰めていこう。
対ファイアーバード
5割~5.5割くらいか。トリガーケアをしてくるデッキではないので【バルピア】でEXターンを取られたとしても【ガイアッシュ】さえ立てればそこまでしんどくはなさそう。ただ【ハンプティ】がとても重いため筆者の想像よりも不利めかもしれない。プランとしてはカウンターを狙うのが定石だがカウンター出来ないことも多々あるかもしれないので勝率はあまりにあてにしない方がいいかもしれない。是非皆さんに試して頂きたい。
対ドリームメイト
5~5.5割ほどか。筆者の勉強不足なので前後するかもしれないが感覚としては【ドリームメイト】自体【5000VT】が厳しいことから【帝王】はそれ以上に刺さりがいいように思う。【帝王】を打って盤面を軽くしたら迷わず殴っていこう。トリガーが多い対面ではないためロックしつつ詰めるより相手にプレッシャーを与え続ける方が勝ちやすいだろう。こちらも是非皆さんに試して頂きたい。
天門系統
4~5割か。有利主張はとても出来ないだろう。【ゲンムエンペラー】と【エモコア】が非常に重いが一応【フリスタ】と【メガ】で飛ばそうと思えば飛ばせるので諦め対面ではないように思う。天門を見るなら【メガ】の増量はかなりあり。
5.終わりに
どうだっただろうか。筆者の至らなさ故各種環境デッキへの有利不利もしくはプレイングには絶対の自信は持てないものの、構築としてはそれなりの完成度を保っていると思っている。【ガイアッシュ覇道】はファンも多いデッキであるため1人でも多くのデュエマファンに少しでも足しになれば幸いである。
ここまでお読み頂きありがとうございました。ご質問等ございましたらXのDMの方にてお気軽にお声かけください。返信が遅くなるかもしれませんが基本的には返せるようにします。それでは、また。