「テニスを教えるのが益々面白くなり過ぎです」
最初にテニスを教えた頃は、必要とされる事で夢中で教えていました
所がみんなの期待に応える事が出来ない喪失感でテニスに
距離を置く事にしました、
県外で他の仕事をしたら面白過ぎて、凄い結果や収入になったけど
何だか、自分らしさが消えて行く感じがして辞める事にしました
沖縄に帰ってみたけど、やる事が無いので散歩していると
セルラースタジアムの壁に向かい、壁打ちをしている人がいて
そのオバサンがあまりにも下手過ぎて、壁打ちを教える事にしました
すると、30分ぐらいで壁打ちが20回ほど続くようになり
凄く喜んでくれ、明日はコートで教えてくれないって事になり
翌日はコートで教えると、ラリーが続くようになったので
オバサンは友達を連れて来てもいいですか?って
勿論、暇だからいいよって言ったら、人数が増えて来て、
一ヶ月を過ぎる頃には30人になり、これ以上は無理なので
サークルを作りおしえたら、サークルが沢山出来て
12面ある県コートの争奪戦になるほどだった、
すると、いつもお酒の匂いがする県コートの管理職員が
「お前はもうけ過ぎているから貸さない」って言われた
それを聞いた教え子達は、空いている土地を見つけて
皆でお金を出し合い1面のナイター照明付きコートを手作りした、
これがヒーローテニスの始まりなんだよね、
運命って面白いね、他人に裏切られたと思って辞めたテニス
たった一人のオバサンに助けられて再起動した楽しいテニス
人によって殺され、人によって生かされる、君はどっちだ?
って考えると、過去は強くする為に鬼のティーチングをしていた、
もしかして裏切っていたのは自分の方かもしれないね、
33歳のある日ある時、これに気付き、
これからは、ちゃんとコーチングをしようって決めたヒーローです
その日から、させるのでは無く、
やりたくなる為にはどうしたら良いか?考えるようになった
一番は、自分が楽しそうにやってたら皆も集まって来る
出来るか?出来ないではなく?チャレンジするか?しないか?だ
そのワクワク感が毎日続いて、テニスを教える度に
今が一番いいのかもって思える
時間があれば一分一秒でも多く教えたい
ますますテニスが大好きになって行くのが自分でも面白いですね。