楽しかった事
7月に入り、酷暑が続く中でオレは嬉しい体験をした。
それは釣り
釣りに行ってからしばらく経ったが
今でも忘れられないほど
楽しかったので
今の気持ちを書き留めておこう
もくじ
1.はじめに
2.会社の同僚
3.出発の日
4.大物get!
5.自然の命
6.さいごに
1.はじめに
2024/4/23から休職して
釣りに行ったのは2024/7/12
約2ヶ月半ほど迎えていた
ある日、会社の同僚から
近況を心配する連絡をもらった
睡眠時間は3時間程度
外には出ていて
調子の良い時はランニングに行く事
子供たちと遊ぶのが
楽しくて仕方ない事などなど
色んな話をした
2.会社の同僚
営業マンのオレは
常に数字を意識していた
同僚は仲間でありライバルである
でも1人だけ、本当に1人だけ
心を許して、なんでも話す人がいる
ここでは慎吾さんと呼ぼう
慎吾さんは日体大出身
ウエイトリフティングをやっていた
身長は187cm
ガタイが良く
年齢はオレより11コ上
頼れるアニキって感じだ
慎吾さんから連絡をもらったのは
2024/7/11
実に釣りの出発の前日だ
茨城県神栖市に釣りに行くと言う
オレは思わず、一緒に行きたいと
伝えた
釣りに行きたい気持ちより
慎吾さんに会いたい気持ちが
とても強かった
何故かと言うと飾らない人で
一生懸命で
周囲を大切にして
困っていたら助ける
たまにドジっちゃう事もあり
でも、心がしっかりとある人
オレは慎吾さんが大好きだ
2つ返事で了承をもらい
早速、釣りの準備を始めようとしたが
クーラーボックスだけ
持って来てくれれば良いと
言って頂いた
釣竿などのセットを
タックルと呼ぶが
全て用意してくれるとの事
本当にありがとうと思った!
3.出発の日
2024/7/12AM2時30分
慎吾さんが家まで迎えに来てくれて
2人っきりで神栖に向かった
オレは休職してから
家族と主治医以外
誰とも会っていなかった
でも慎吾さんは
いつも通り気さくで
最近の自分の話や
休職中の生活の話を聞いてくれた
逆に慎吾さんからは
会社の近況や
慎吾さんのプライベートなど
話してくれた
慎吾さんが好きなTUBEの
歌を流しながら
あっと言う間に釣り場に到着
狙いはヒラメとマゴチ
着替えて慎吾さんが用意してくれた
タックルを持って
いざ出陣
浜辺から投げて
ゆっくりリールをまいていく
何回か投げてまいての繰り返し
慎吾さんからは
浜辺を踏んで柔らかい所や
白波がたっていない離岸流が
ポイントである
100mぐらい投げて
3回巻いて5秒待ち
それの繰り返しだと教わった
投げ始めて5投目
強いアタリを感じた
4.大物get!
竿が大きくしなり
手にはずっしりと思い
生命の感覚
白波の中から姿を現したのは
ヒラメだった
初めは小さいと思ったが
釣り上げると50cmもあった
この時の感触は今でも忘れられない
オレが釣り上げたのは
この1枚だけ
慎吾さんはヒラメ1枚
マゴチ2本を釣り上げたが
大きさが足りないと
全てリリースで海へと
返してあげていた
5.自然の命
釣りを開始したのが
AM4時30分ごろ
終了はAM9時00分ごろだった
釣り人が言う朝マヅメに
楽しめた
帰りの道中も家族の話や
転職の話など
あとは、どこの会社の
誰々が可愛いとか
そんな他愛もない会話をして
帰路に着いた
家まで送って頂き
ガソリン代で昼食を
ごちそうしようと思ったが
気を遣わないでと言って頂いた
家に帰り
妻や子供たちに
50cmのヒラメちゃんを見せると
あまりのデカさと
牙の鋭さにビビっていた
この自然の命を
夕飯に頂く事にした
ヒラメを捌いた事がないので
YouTubeで見ながら
5枚におろして
氷水に漬け込んだ
そして夕飯の準備
片側を唐揚げにして
もう片側を煮付けにした
捌くのは、とても大変だったけど
まじで美味かった
家族全員で
自然の命に感謝した
6.さいごに
オレの楽しかった事は
ヒラメを釣り上げた事もだけど
何より慎吾さんに会えた事
短時間だったが
同じ時間を共有して
他愛もない話をして
かけがえのない存在だと思い
本当に感謝しかない
慎吾さん
幸せな時間を
ありがとう
2024/7/23
AM6時7分fin