日本レガシー選手権2023夏リアニメイト備忘録〜青黒リアニ+ショーの反省会やります〜
どうもこんばんは。(こんにちは??)
さんよーちゅうと申します。
前回の日本選手権以来の記事になります。
今回は指輪物語も発売し環境が新しくなる事もあり一区切りのつもりで大会の反省中心に書いていきます。
自己紹介
関西でリアニメイトを使っている人。
ワンピースはパンクハザードまで読み終わりました。
前日談
前回の日本選手権から大きな変化が2つありました。
一つがレガシーにおける禁止改定。
URデルバーや4Cコントロールを支えてきた表現の反復が禁止され、
白系イニシアチブの原動力だった白羽山の冒険者もいなくなりました。
これによりデッキのシェア率がバラけいろいろなアーキタイプが勝つ環境が帰ってきました。
リアニメイト視点で見ると表現の反復というカウンターやクロックを増やせるカードがなくなり、ロングゲームであっても釣り上げが通りやすい環境に戻りキープが楽になった印象です。
もう一つが新エキスパンションの発売です。
現時点で通常パックのプレイアブルカードはヴェズーヴァの漂う者(スニークショー)のみですが、
日本選手権前々日発売の指輪物語には採用を検討すべきカードがいくつも収録されていました。
ショーテルをより強く使う為に
指輪物語発売前に使用したのがこのリストになります。
前回の日本選手権でサイドに2枚古えの墳墓を採用するリストがあり、とても興味深くいつか試さなきゃと思っていました。
そしてようやく試せたのが5月21日に晴れる屋TC大阪で開催された153th KMCでした。
その際は最終戦にもんしゃま君の使った白単イニシアチブスタックスにぼこぼこにされ準優勝に終わってしまいました。
しかし、想定よりも好感触でもう少し改良すればしっかり勝ち切れるデッキに仕上がると思い調整し直すことにしました。
関西帝王選レガシー(2023/06/10)
関帝の前に出場したカードボックスオーサカ店のCCCレガシーで3-2予選バブル負けを経て再調整したのがこの形になります。
バブル戦の敗因が「白スタックスのメインボードから封じ込める僧侶」だった為、
そこに対する処理札として集団的蛮行と、
スカすためのメイン秘儀の職工を加えた形になります。
白スタックスに連敗した為、虐殺を追加し少しでも勝ちやすく組み換えています。
結果はTop4
タイガ戦でこれまでのツケを支払うかの様な怒涛の生物ドローを見せつけまた勝ちきれませんでした。
しかし感触は間違いなく良いのでこのままメインに古えの墳墓を採用したショーテル型のリアニメイトをニッセンに持ち込む決心をしました。
指輪物語発売
そしていよいよ本番、、、直前の土日に満を持して新規エキスパンション指輪物語がプレリリースされました。
このパックは発売前からオークの弓使いが注目を集めていました。
個人的には船殻破りがサイドカードに甘んじている以上、2マナである点を除いてそれほど高い評価はされないと考えていました。
しかし発売からすぐグリクシスデルバーがメイン採用で結果を残し、使うと思われていたBUG系デッキも同じくメイトに採用をしたことからこれを使われることを想定した立ち回りを検討し直す必要に迫られました。
その結果、オークの弓使いを使うデッキにはオークの弓使いが弱点になる事が多いのでこちらもオークの弓使いを採用する事にしました。
さかいや店長が「デルバー使っていて出されてそこそこキツいカードやった」って言ってたのも採用するキッカケになってます。
日本レガシー選手権2023夏(2023/06/25)
ということでようやく日本選手権の当日です。
リストはこうなりました。
サイドカードで保険に甘んじていた厚かましい借り手と無のロッドをオークの弓使いに変更しています。
これらは想定している対戦相手が被っていたので入れ替えた形になります。
(エルフとBUG系も対策可能になり、サイドボードのカバー範囲が広くなりました)
また虐殺を致命的な一押しに入れ替えました。
BUG系のデッキが使うレオヴァルドへの回答であったりデルバー系のクロックの処理が出来、立ち回りやすい除去へ交換した形になります。
(さつさんに「白スタックスは平地置かないこともあるし、DnTぐらいにしか効かんやろ?抜こ?」って言われたのもまあまあ影響してます)
前日練習
一回戦の方は秘儀の職工を知らなかった様でスニークショーのサイドカードで昔採用されたとお話しました。
二回戦は海外の方で秘儀の職工のオラクル確認されました。
三回戦はIDして駄弁りながらフリプして遊んでました。
みんな職工知らないよ。。。
ニッセン本番
一回戦 エスパー石鍛治(負け
古きアーキタイプが立ちはだかります。
青白でカラカスを使うデッキは苦手意識がある為あまり相手にしたくないところですが、、、
①マリガン(土地ない
②ダブルマリガン(黒マナ出ない
③土地1キープして土地引かない
で負け。
悔しい!
二回戦 青黒ヘルムヴォイド(勝ち
ちょっと身内で話してモチベーションを維持し二回戦へ
先手のお相手の立ち上がりはマリガンから古えの墳墓Go
チャリスがないならこっちのもんと思いフェッチを置いてGo
すると次のターンに墳墓二枚目からカーンが着地します。
まだリアニ要素を出していない為お相手は忠誠度−からHelm of Obedienceをサーチ。
このターン終了に合わせて納墓→残虐の執政官
返しに釣り上げて処理し、なんとか勝ちます。
が、ここでお相手は執政官のディスカードに厚かましい借り手を捨て、返すターンに青黒フェッチを置いています。
青黒でヘルムヴォイドってこと!?
2戦目、内容があまり覚えていないのですが確か力線は置かれず、こちらの立ち上がりの秘儀の職工をシェオルドレッドの勅命で処理されてぐだります。
お相手は土地が伸びず、こちらは何かから(おそらく職工から)セラの使者(プロテクション:インスタント)が着地。
will2セットのバックアップで押し込んで勝ちだったはず?
自分)テゼレッターでした?
相手)いいえ。これ青黒のヘルムヴォイドなんですよー
とのこと。
三回戦 赤単バーン(勝ち
後手でwillとブルーカウント+思考囲い2枚土地3枚をキープ
これならゆっくりすれば勝てそうだよなぁーと思ったところに「山→ゴブリンの先達」
Oh…
こんな噛み合わない日あるか?って心が叫びたがっていました
しかしTopから納墓、再活性とご都合カードが降ってきて逆転?
本当に右手の試合でした。
四回戦 カスケードクラッシュ(負け
遅めのショーテルハンドをキープしたら2ターン目に工作員続唱からサイトークンがばら撒かれて飛び上がりました。
なんとか集団的蛮行を差し込みますが、返すターンに追加の続唱から再びサイがばら撒かれます。
(【プレミポイント】ここもう一枚捨てて手札見れたかも)
次ターンアトラクサをリアニメイト(残ライフ5)しますが後がないところ。
捲れたカードが「水蓮の花びら、暗黒の儀式、実物提示教育、残虐の執政官」土地がなくてワンチャンスを逃して4体のサイに滅ぼされて負け。
2戦目は袖の下の事を忘れていました。
知識不足です。
専用のサイドチェンジを検討すべきでした。
五回戦 青黒コントロール(勝ち
Top8への目が無くなり少し柔らかくプレイをすることに。
確か一本目ドブンハンドですぐにリアニし対戦相手のアーキタイプがわからず、青黒だからAnTやリアニを考えてチェンジしたらコントロールだったとわかりたまげた試合。
初めてフェアリーの黒幕を使われましたが悲嘆が殴りきって勝ち。
六回戦 フロド+サムコントロール(勝ち
今回の大会で一番びっくりしたデッキ
かつて追跡する影、ウキーマをアルーレンで使用する際に相方の無情な追跡者、カズルを採用しておくと一枚お得みたいなのあったなぁー、なんて考えてました。
今回のフロド+サムは赤を除く4Cコン(もしかしたら赤あった??)にして指輪の誘惑で手札の質を高めて食物トークンでダメージレースを遅くする構築のようでした。
ウーロまで入っていて凄かった。
対戦時はぐだぐだになりながらも中盤にこちらのアトラクサが定着してお互いがライフ30ぐらいのところからどっちが先に対処札(こちらは追加の釣竿)を引けるか勝負になり、先に追加のクロックを用意した自分の勝ち。
2戦目はフロド(プッシュ)とサムと封じ込める僧侶(爆薬)を除去し、墳墓とクロックでライフ8まで迫られながらもショーテル(秘儀の職工?)からアトラクサを出して勝ち。
七回戦 赤単ペインター(勝ち
内容はうろ覚えです。要所だけ。
1戦目はダブマリからアトラクサを再活性から釣り上げwillを構えて殴りきり勝ち。
2戦目お相手1マリからスタート。
途中でお相手が土地事故し、グダ着く間にこちらはダウスィーを出し、お相手は鏡割りの寓話でトークンを出し、オパールのモックスを場に出します。
これを爆薬=0で処理し、ダメージレースに持ち込むつもりでいると追加の寓話が場に出ます。
返すターンにシェオルドレッドが着地し、クロックは早まります。
この返しに寓話が変身+一枚ディスカード(外科的摘出)、お相手は一つの指輪をフルタップでキャスト。
鏡像のトークン生成の負け筋を切るため手札の殺しで鏡像を処理します。
こちらはダメージを与えられない為ダウスィーを追加しターン終了しますが、シェオルの効果がしっかりライフを削り切り勝ち。
八回戦 緑黒エルフ(勝ち
最終戦、一本目を取り二本目。
オークの弓使いの感触を確かめる試合になりました。
、、、嘘です。
お相手のグリストが落とした孔蹄のビヒモスを釣り上げたら勝ちました。
結果は6-2の30位!
18pt最下位でした!
初戦負けじゃしゃーねー!TT
反省会
何が悪かったか改めて反省会で考えます。
①不毛の大地をケア出来ていなかった
あなたレガシー初心者ですか?ってぐらい初歩の初歩を犯しました。
そもそも不毛の大地を使うデッキのキープ基準は第一に土地が複数あり、出来れば基本地形である事!これです。
コンボデッキのマナ基盤は脆弱でいいなんてことはないし、そもそもサイド後はこちらがコントロールし、隙をついて勝ちを目指す動きを狙っているんだから不毛の大地やもみ消しがありそうなマッチアップは一枚でキープしないことが大事でした。
②後手を検討すべきだった。
青白系のデッキは手札一枚の価値が高くなっており後手で一枚多いコントロールより、こちらがハンデスや別プランを狙える後手の方が立ち回りやすい事があります。
今回は石鍛治デッキの為、1ターン目に強いクロックがなく、2ターン目にタップアウトして石鍛治をプレイすることも難しく(出来るだけ封じ込める僧侶を匂わせたい)、致命傷となる相殺のようなキラーカードが減ってきており、後手を取る条件が恵まれていました。
③カスケードクラッシュには生物を抜く
アーキタイプが周りにおらず無知を晒す結果になりました。
避け難い裏切り(待機版袖の下)をケアしなければなりません。
この試合は納墓は抜かず、サブプランをいくつも投入しながら自分が使う大型生物を最低枚数にすべきでした。
具体的には、
2 残虐の執政官
1 偉大なる統一者、アトラクサ
この3枚だけにして
避け難い裏切りを打ち消せない場合は納墓で釣られたら負けのカードを落とす。
or
初手に大型生物がある手札をキープしてショーテル頼みする。
のが良いと感じます。
(もっと減らして本命を一枚だけにしても良いかもしれません)
あとは相手のミンブーの対処をしっかりすれば勝てそうです。
ハンデスは出来る限り使いたいですね。
④プレミを直そう
マジで大切。
振り返っていろいろシチュエーション的にプレミちゃうか?ってところがたくさん出てきて参っちゃった。
やっぱり振り返ってここが悪いねってところを見つけるのが一番成長します。
最後に
7月からは今年のラストサン予選が開催されます。
レガシー+パイオニアが種目のため珍しく予選大会に参加したいと思っています。
今回の敗因を心に刻み込んで次こそ勝ち切りたいです。
このノートの有料部分は何にもないです。
会場の写真ちょっと撮ったものとデッキリストを文字に起こしたものです。
よかったらジュース代ください。
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