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ペイント大全エクストラ:戦闘シーンのヴィネットを作ろう2(騎士のペイント編)

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よくぞ来た。ペイント大全EXTRAは、俺(籾山庸爾)以外のゲスト執筆者が 製作の秘密をみんなとシェアしてくれるシリーズだ。引き続き大河原良介氏の製作と執筆でお届けしよう!

パート1(モデリング編)

前回モデリングとアンダーコートを進めたヴィネットのうち、騎士のペイントを仕上げる回となる。それでは、氏にバトンタッチしよう。楽しんでくれ!

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騎士のペイント

やあ! 大河原良介だ。前回アンダーコートした騎士のペイントを最初から仕上げまで進めよう。全身を板金鎧で包んでいるからシンプルだけど、それゆえにペイントが映えるミニチュアだ! 

俺は紙パレットではなくウェットパレットでペイントを楽しんでいるので、ペイント記事内でパレットを撮影しても「カラーの濃度」、つまり俺がどのくらいカラーを薄めているのかちょっと分かりにくい。そこで俺の書いている記事では、キッチンペーパーにカラーを染み込ませた写真をそのつど載せるので、カラーの色味や薄め具合の参考にしてくれ!


甲冑と剣のベースコート(ウェットブラシ)

まずは騎士の甲冑と剣をコートデアームズ142【ガンメタル】でウェットブラシし、ベースコートをするよ。他にはみ出ても気にしないで大丈夫だ。ただし、ウェットブラシ・アンダーコートではないから、筆目が出ないように気をつけよう。

メタルカラーはよく振って撹拌し、中の粒子を混ぜてから使う事を忘れずに! また、メタルカラーは通常カラーに比べて少ない水で薄めている事もポイント。あまり薄めるとメタルの粒子が泳いでしまってペイントしにくいからね。ウェットブラシはドライブラシの応用編だ。詳しいやり方は以下のエントリーで紹介されているよ。

🔍関連エントリー
ビギナーズ:ドライブラシ伝説
マスターズ:鋼鉄(前編)

甲冑と剣のベースコート1段目(ウェットブラシ)

106【エンチャンテッドシルバー】を少しの水で薄め、甲冑の上面と凸部など、右上からの光があたる場所を中心に、軽めのウェットブラシをかける。先のガンメタルと色の境目が目立っても大丈夫。これはシェイディングで色味が暗くなりすぎるのを防ぐための、副次的なハイライトだ。


甲冑と剣のシェイド入れ(シェイディング)

153【インク:アーマー】を水でシャバシャバに薄め、ミニチュア全体をシェイディングする。奥まったところにカラーが溜まりすぎないように気をつけて、2回ほど重ねて完了だ!

これだけでも重厚感が出て、がぜんカッコよくなってくるね!

🔍関連エントリー
ビギナーズ:シェイディング伝説

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