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人間というものは、大人になるとどうにも足元を見て生きることが増える。下を見ていないとすぐに足をどっかに引っ掛けてしまうせいかもしれない。他の人に足元を見られることが多いから、自分でもそうするようになったのかもしれない。電車とかでの通勤中に、目線のせいでトラブルになることを心配しているからかもしれない。考えることが増えるうちに、だんだん首が下がってゆくからかもしれない。 いずれにせよ、スマホという都合の良い言い訳があるせいで、誰も彼もうつむいて過ごすことに慣れてしまっている。