サンゴを愛す会に参加したぜ
こんにちは。隠者生活を楽しんでいるカニです!🦀
夏の間の話ですが、以前「サンゴを愛す会」なるものに初参加してきましたので、レビューをお届けしたいと思います。
だいぶ前から、存在だけは知っていた、サンゴを愛す会。
ネーミングから何となくわかるかと思いますが、サンゴを愛する人々が、サンゴの天敵であるオニヒトデや貝などを駆除する活動です。
「オニヒトデ」皆さん聞いたことありますか?
まぁ名前から想像するにすごく悪そうな感じがすると思いますが、見た目も本当に悪役らしい姿をしています。
私は初めてみたときは
「スターウォーズのキャラクターにいそうだな。」という感想。
もしくは「ウルトラマンとかの悪役で出てきそう。」そんな感じです。
現在、国の補助を得て、沖縄でも各地でサンゴの保護活動が行われているようですが、わが島でも、何年も前からこの活動が行われています。
地元のうみんちゅの皆さんを中心に毎年行われているこの活動。
開始された当初は、島でもたくさんのオニヒトデが駆除されていたそうですが、最近はこの活動のおかげかオニヒトデの数も減っているそうです。
駆除をする日は3日にわたって行われましたが、全体で5匹ほどしか見つかりませんでした。
オニヒトデの数が減っているのは、良いことですね。
しかし、それよりもカニが危機的に感じたのは、ヤコウガイやサザエ、伊勢海老など、人間が海の幸として獲得する、多くの生き物たちもまた、かなり姿を消してきている、ということです。
昔は島にもウニやサザエがたくさん住んでいて、港近くの居酒屋さんではウニ丼が人気メニューの一つだったといいます。
それくらい、獲っても獲ってもたくさんいたウニは今では一つも見当たりません。
島のウニはほぼ絶滅してしまったと思われます。
サザエも昔は本当にたくさんいたようです。
最近では、すごく潮が引いた日に遠くまで行ってようやく見つけられるか、と言ったところ。
原因はおそらく、人間の乱獲、過剰漁穫も原因の一つに挙げられると思いますが、
うみんちゅの方からのお話を聞くと、島の畑から流れ出る、赤土や農薬が大きな原因ではないかということでした。
これはサンゴの減少理由の一つにもあげられていて、確実に海の生態系に悪い影響を及ぼしているのは間違いありません。
以前環境セミナーに参加した時も、農薬の恐ろしさを聞いていたので、ここにきて、本当に農薬や私たちが普段使う製品の安全性を改めなければな、と感じました。
農薬を使うのは、農家の方々ですが、それを消費しているのは私たち消費者です。
「買い物は投票」
とエコ活動家の方からよく聞きますが、本当にそうだな、と思います。
私たちが毎日食べる野菜をなるべく農薬の少ないものにしたり、無農薬にしたり、はたまた自分のお庭やベランダで野菜を育ててみたり。
こういうこと、もっとしていこう。と思った2日間でありました。
#サンゴ #海を守る #買い物は投票 #保護活動