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まいけるのスタメン機材

ちょっと前に機材レシピなるものがTwitterで流行ってましたが、私はああいう画像コラージュみたいなものを作るのが死ぬほど苦手なので、文章にてご容赦いただきたい所存。考えてみると自分が普段使ってる機材をちゃんとまとめたことって無い気がするので、この機会に。

でもこんな長々しい文を書くより、画像の方がインプ稼ぎやすいんだよね、知ってる知ってる

ギター

メインで使用しているのはGibson Les Paul Custom, Tom Anderson Angelの2本です。LP Customは元々ニッケルフレットだったんですが、某楽器店にてJescarのSSにリフレットしてもらいました。スライド、チョーキング、ビブラートを多用する身なので、弦とフレットの摩擦が少ないことが何よりも大事です。

その他、ニッケルフレットの子たちは全員お休み状態です。もったいないですが、私には2,3本くらいした同時に管理できないので。LPと同じようにリフレットするか、他のオーナーを探すかしたいところではあります。腰が重すぎて動かないけど。

チューナー

KORGのPitchblack X miniを使っています。つい最近までは直列でボードを組んでいたので、この子をバッファ代わりにもしていました。バッファの有無を聞き分けられるほど私の耳は肥えていないんですが、まあプラシーボですね。

ピッチシフター

基本的に面倒くさがりな人間なので、半音下げ用のギターをわざわざ個別に用意などしません。DigitechのDrop一発で済ませます。実際、これさえあればどうとでもなります。あえて苦言を呈するなら、自宅練習程度の音量だと生音とアンプ音が半音ずれて聞こえてきて死ぬほどキモいくらいです。

ワウ

ワウは個人的には敬遠している部分が大きいエフェクターです。ワウを踏んだギターフレーズって極端に耳コピが難しくなりますし、ペダルもでかくて重くて、ボードに組み込むのは一苦労ですからね...
しかしTakフォロワーたるもの、半ワウサウンドは避けて通れません。ここはIndigo Noteさんの出番でしょう。1ノブの極めてシンプルなペダルです。おそらくスウィートスポットなのであろう位置に☆マークがあるのですが、私はそこからちょっとだけ高音側にずらした位置で使っています。

歪み

これが一番難しいところですね。最近は動画撮るときには、tc electronicのAmpworxシリーズ(Jims 800, V550)を使っています。操作するEQやTONEのつまみの数をできるだけ減らしたいので、可能ならプリアンプをリターン挿しして常に一定のサウンドを出していたい人です。

一方でボードにはプリアンプではなくBOSS ML-2を組み込んでいて、これをMXR Sugar Driveでブーストさせます。というのもAmpworxのプリアンプは、それ自体が2ch仕様(Clean + Drive)になっているので、スイッチャーの中に組み込んでしまうとCleanとDriveの音量バランスが難しくなっちゃうんです。Dream'65みたいなClean用のプリアンプを別で購入して、どっちも組み込んじゃってもいいかもしれませんね~

まいけるもご多分に漏れず、と言いましょうか、歪みペダルは本当にいろいろ持ってます。同じAmpworxシリーズのDual Wreckも持っていますが、ちょっとドンシャリ方向に偏りすぎな印象もあります。Marshallサウンドを求めてBOSS ST-2やCarl Martin Plexitoneに手を出したりもしました。どっちも好きなサウンドです。

最近だとUmbrella Companyの#24を買いました。単体でもいい音出しますが、ゲインを抑えながらSugar Driveでブーストさせると、ローゲイン(当社比)ながら滑らかに音をつなげます。

コーラス/ディレイ

まいけるはコーラスとディレイが大好きです。クリーンのアルペジオなんかをやるときは常にディレイをONにして、2種類のコーラスを重ね掛けするくらい好きです。なんだったらハイゲインサウンドにコーラスをかけることもあります。ほぼ自己満足なのでライブとかではやりませんが。
ボードの方は、Strymon Mobiusで揺らしながら、さらにFlashback Delayの2290 W/MODを足しています。以前にMXR analog chorusとtcのcorona chorusの動画も撮ったんですが、やっぱり重ね掛けしたサウンドの方が好きですね。あんまり揺らすとピッチがうにょうにょしてキモいので、SpeedやRateは抑えめにしつつ、DepthやFX Levelをガッと上げるのがまいける流です。

Flashback Delayは大変に優秀で、ディレイサウンドを3つ保存できるので、2290 W/MOD, 揺らさないデジタルディレイ, 付点8分の3つをプリセットとして保存しています。

動画撮影時は、歪み以外はすべてG-SYSTEMの内臓エフェクトで全部済ませてます。早い話が、動画を撮るときの足下はJims 800 or V550 + G-SYSTEMだけでできています。全部tcです。tc信者です。

リバーブ

リバーブもあまり使っていないんですが、動画撮影時だけはリバーブONにしてやったほうがギター音がよく響く気がします。これもやっぱりG-SYSTEMで済ませます。

パワーサプライ

VA-08です。以上。
いやでも電源にはこだわった方がいいんだろうなぁ…最近は同じVital AudioのAC outlet付きの奴が欲しいです。

スイッチャー

CUSTOM AUDIO JAPANのLoop and Link IIを使ってます。メ〇カリにてボードやパワーサプライ(Free The Toneのやつ, 売却済み)と一緒に買いました。Free The Toneなので品質は確かだったと思うのですが、アイソレートされてないのがネックだったもので…

その他エフェクト

ここに書かなかったエフェクト(コンプとかファズとかフェイザーとかオクターバーとか)は使用機会ほぼ0です。コンプに関しては一時期Dyna Compを所有していましたが、ドナドナされました。クリーンのアルペジオとかする時はコンプ欲しくなるんですけど、そういう演奏ってほとんどしないし、仮にそうなっても自分の右手をコンプにしてやるぜという脳筋精神です。できるとは言っていない。

あとは、使ってないけどフェイザーのシュワシュワサウンドは大好き。実は私カッティングも結構好きなので、ああいう音はカッティングのいいスパイスになりますね。

ペダルの話はこれくらいにして、弦はElixirの0942なら何でもいいよ状態です、でもPolywebは使ったことありません。敬遠しているとかではなく、単に店頭で見かける機会が少ないので食わず嫌いです。
レスポールでも0942です。テンションなんて緩けりゃ緩いほどいいです(暴言)。しかしElixir自体がテンション感きつめなので、ロングスケールのギターにElixirを張った日には、1弦で1音チョーキングなんてできません。

チョークアップのための筋肉が足りません

最近はトレモロの方をかなり極端なフローティングにして、なんとかテンションを落とそうとしてます。

たまに楽器店で試奏すると、あまりにもテンションがダルダルなギターがあったりして、まるで大リーグボール養成ギプスを外した星飛雄馬のような気分になることがあります。

ピック

ピックに関しては一貫してTrinity Pickを推しています。基本的にピックは小さいほうが好きです。普通のティアドロップのサイズだとアレルギーが出ます。
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アンプ

アンプは安いトランジスタでも全然OKな人です。ただしサイズも出力もある程度デカくないとだめです。MS-2とかFLY3みたいなのはさすがにちょっと…って感じですね。家だと誰も知らないであろうPeavey Bandit 112を使ってます。

たまにENGL Fireball(トプ画のやつです)も鳴らします。トランジスタでOKとは言いながらも、やっぱりENGLの方が音に立体感があって、スピーカーからの出音がこちらにまっすぐ飛んでくるような印象があります。

シールド

シールドもあまりこだわってないです。CLASSIC PRO / HGC030RとMonsterを気分で使い分けてます。
関連して、ボード内のソルダーレスケーブルは、結で統一してます。安いし作りやすいので気に入ってます。

まとめ

基本的にはこんな感じです。なんというか、あまり哲学が無いというか、統一性が無いというか、よく言えばガラパゴスな感じですね。

機材のことを色々書きましたが、やっぱり最後の最後は奏者自身の腕ですね。色んな機材で自分の幅を広げようとする試みも、練習を重ねて今ある機材の可能性を引き出す試みも、等しく意味があると感じます。

いつのまにやら世間は11月ですが、残り2か月の2024年もますます弾き倒して行きたい所存。やったるでぇ~。

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