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【掌編】星を掴んで(居酒屋CLUSTARS「したため」)
Ⅰ.この小説について
#居酒屋CLUSTARS したため、月冠むーんさん(@Gekkanmoon)に加え、急遽イヌカンフーさん(@getfoo1)もヘルプ店員に来てくださいました!
— sun@メタバース小説家 (@Hermit_Heaven) October 11, 2023
21:00~22:30は、色々なイベントがあり盛り上がりますが、多数の方々に来ていただいて嬉しかったです😭
もしかしたら、作業スペースとして需要もあるかも?🤔 pic.twitter.com/o5OTzWjKHa
本作は、居酒屋CLUSTARS「したため」の営業中に執筆しました。
ヘルプ店員として来てくださった、VTuberの月冠むーんさんをモチーフとした小説です。
月冠むーんさん:X(Twitter)、YouTube
居酒屋CLUSTARS「したため」については、以下の記事をご覧ください。
Ⅱ.【掌編】星を掴んで
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お星さまやお月さまが光るカフェの屋上で。
月冠むーんは、もっと上の方にある夜空を見上げていた。
どこまでも広がる世界を。
彼女はストーリー性のあるゲーム実況が好きなVTuberだ。
繊細な感受性で物語を受け止め、優しく見守るお姉さん的なボイスで、「ああなればいいのにな」なんて何度も配信で言っていた。
友人から借りたHMD、それがこの世界への招待状だった。
初めて来たとき、仲良くなれるか不安だったけれども。
みんな、仲良くなるのが早いと思った。
ゲームのキャラクターが間近にいると、それだけで「仲良くなりたい!」という気持ちがお互いに芽生える。
「本当にゲームの世界があるなんて……!」
もっと、いろんなことに挑戦したいと決意を新たにする。
例えば、自分自身もワールドを作って、明るい満月を浮かべてみたり……!