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山の神秘のこと

山の中をひたすら歩いていると、

不思議な「波動」を

感じることがある

それは何かの存在だったり、

何かの視線だったり

何かの声だったりする

感じた瞬間、後ろを振り向いたり

周りを見渡したりするのだけれど

当然、そこには何もなく、たった独りの自分が

いるだけなのだけど

目には見えないが、何かが確かに存在するという

感覚は山の中ではいつもしてる

昔の人々はそれを「山ノ神」と呼んで畏怖したのだろう

そういわれれば、そんな気もする

いや、たぶんそうなのだろう

「神」は確かにそこに「存在」している

私が山に行くのはその存在を感じたいから・・・

なのかもしれない


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