歌手としてレコーディング・・・
noteって、真面目な記事ばっかりだったから
控えてた個人ブログの方の記事も放出しよ。
そんなに読まれてないしw
去年の夏に、救助船で働いていた時、
フランス人の映画制作の人が、
ドキュメンタリー映画を作るために一緒に乗船していた。
ドキュメンタリーのハイライトとしては、
「女性と子供
女性たちも自分の意思で
子供の将来のため
自分の未来のために
理由があって海を渡って来ている。
ただ、男の人についてきてるだけじゃない。」
ということを写したいとのことだった。
出発前に日本にいる時点で、
船上で私に密着して撮影してもいいかと言われ、
オンラインで直接カメラマンの女性と喋り、
私は、超安易に密着に承諾した。
なので、2ヶ月間、私の後ろには、
いつも大きな撮影用カメラがついてきていた。
そして、私の仕事中のTシャツの内側には
常にマイクがついていた2ヶ月だった。
救助船で働いてから、
ジャーナリストが載っているのは日常だった。
患者の撮影交渉とかも仕事のうちだったりして、
もはや、撮れ高とか考えて、
ジャーナリストが
どんな写真撮りたいかもなんとなくわかって、
「こういう写真撮りたい?」とか
事前にリクエストまで聞いちゃって、
私、本当に気が利くなって自分で思ってたw
というより、仕事中に
撮っていい?撮っていい?
って言われるのが煩わしいっていうのもある。
マジで空気読めない記者とかいるからね、
特にAPからきた人たち。マジであいつら。
決して、自分が写真やビデオに写りたいと
思ってるわけじゃなくて、
別に映ってもいいけど、
どうでもいいというか、
そこに感情はない。
逆に、広報系のことをパパラッチのように
毛嫌いする人とかもいて、
「それは自信過剰だろ、
写したいのはお前じゃない、セレブかよ笑」
って、心の中ですすら笑っている。
だからといって、
普段あんまり進んで仕事するタイプじゃないのに、
インタビューだけは
えらい言葉を並べて
ヒーローぶる奴も
オイオイ、オーーーイ!て思う。
でも、そういう奴に限って
カメラの前での喋りが上手いのよ。
私は、カメラがついてきても、
マイクがついていても、
結構お構いなしで、
無駄にウロウロウロウロするし、
文句は言うし、
口笛吹いたり、
鼻歌歌ったり、
怒ったり、
笑ったり。
無事に2ヶ月で撮れ高はあったようで、
撮影は終了した。5月に映画はできるらしい。
そして、時は過ぎ、先日の日曜日、
ドニプロは雪も降っていて、
部屋でダラダラしていたら、
あの時のカメラマンからメールが。
「ここのシーンなんだけど、
あなたが歌ってる子守唄、
音が悪くて拾えないから、
歌って録音して送ってくれる?」
別撮りってやつ。
えぇぇぇぇぇぇぇ〜
歌うのかい!
そのシーンは、私が子供をおんぶして、
クイックルワイパーをかけながら、
「いつも何度でも」を歌ってるところ。
てか、こんなとこ撮ってたんだというシーンw
もはや、記憶が飛んでるで。
パソコンのボイスレコーダー使って録音したんだけど、
Take何回しただろうか。ハプニング連続で、
録音中に、暖房がゴーーーー!!って鳴ったり、
パソコンにメールが届いて「ピヨん」って鳴ったり、
今度こそは!と思ったら、
「ハウスキーピング」コンコンコンコンって
ホテルの掃除の人が来ちゃったり、
もーーー!!!ってなり。
「Do not disturb」をホテルのドアにかけ、
パソコンのwifiを切り、
暖房も消して、
よし!今度こそ今度こそ!!って思って
録音始めたら、
「ワインオープナーある〜?」
ベランダ側から、
隣の部屋に住む同僚が窓コンコンしてるし(泣)
ベランダ盲点w
ま、最終的に
何十Takeしただろう。
千と千尋の神隠しの「いつも何度でも」を歌い、
メールにて送信!!!!
そしたら、カメラマンから速攻連絡があり、
もっと、ささやくように歌って、
ハミングでルルル〜的な部分も入れてほしいと注文が・・・
私、歌手じゃないですねん。
ここから、またTake何回かして・・・
送信!!!
レコーディングは無事終了となった。
そしたら、今日の朝、
隣の部屋の同僚に、
「昨日歌ってた?」
バレとるやないか〜〜〜い
めちゃ恥ずかしいじゃん。
カクカクしかじかの事情を説明。
しかも、月曜日のミーティングの直前に聞くから、
みんながいて、
歌ってよ〜〜〜とかなって。
歌うか、ボケ!!
と言うことで、フランスで5月に公開になる
ドキュメンタリー映画にて、
私の歌声が聞けますのでw
ご興味のある方はどうぞwww
考えたら、ちょっと恥ずかしいw