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18.品がない

映画やテレビに出てくる社長は絵に描いたような人物像だが、現実の中小企業のバカ社長は真逆を行く。

典型的なのは
①食べ方が汚い
咀嚼音は勿論、お箸の持ち方、食べる際の所作が出来ていない
②態度が横柄
店員、運転手に対してあたかも自社社員の如く上からモノを言う
③言葉遣いが汚い
得意は暴言や批判・叱責。「お腹が空いた食事に行こう」ではなく「ハラ減ったメシ行こう」
④セコイ
自分はプライベートも会社経費を使うが、スタッフが少しでも使うと文句言う。店で値切る事も“商売人気取り”で当然化
⑤服装・持ち物にセンスがない
お金だけ持っているので、着ているもの、持っている物はブランド品だがコーディネートが出来ておらず、まるでチンドン屋
⑥お腹が出ている
ジムに行って鍛えようとはしない。指摘されると「俺は忙しい!」と一蹴
⑦陰口連発
気に入らない相手の事をボロカス言う、しかも居ない時に。人格否定はお手の物
⑧しつこい
自分が気に入らない事は“納得するまで”ではなく、“自分の思う通りになるまで”言い続け変えようとする。他人の失敗は永遠に記憶している
⑨デリカシーが無い
人が傷付くことを平気で言う、自分が言われたら感情のまま怒り爆発するが。常に自分が最優先、人に譲ることはしない
⑩声が大きい
周囲状況場面を気にせず、大声で話し笑う。空気が読めない天才

挙げれば他にも沢山あるが、キリがないのでこの辺りで止めておく。要は、知性や教養が低いが“金銭に対する執着心”“他人に対する負けん気”が異常なまでに強い。

これは、裏を返すと生育環境に於いて、金銭的な苦労をしたり、いじめられたり、本人の中に存在する“大きな傷”がその原動力となり、それを克服すべく強い前進力に変わり、表面的にはバイタリティーある不死身の姿に見えるのだろう。言い換えれば“人として寂しく、悲しい人”なのだ。

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