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1.「俺はオーナー社長だ!」

会議などで自分の思い通りに行かずイラつく場面は日常茶飯事。会議と言う体裁はとっているものの、それはあくまでも形式上であって、本心は即決即断で自分の思い通りに事を決めたい運びたい。

時に理路整然とした根拠や事実を並べ、社長の意見と異なる案や反対案を出すこともある。しかし、本心は既に決まっているだけに、その理屈は正しく、会議参加者の大半もそれに理解納得しようとも、決め台詞は伝家の宝刀のこれ。

参加者は「出た!」と呆れ、頻出すると会議自体の無意味さを痛感し、事なかれ思考に入り、無難にイエスマンになっていく。

今までに見た、このセリフを言った一番最悪な場面は、社長が経営する店で酔っ払っているお客様がある料理に対して文句を言っていた場に偶然その社長も出くわし、その料理は社長肝入りの自信作だった事が原因か相当怒り心頭で「うるせぇ!俺はオーナー社長だ!俺が気に入ってるんだ!」と。因みに社長はシラフだった。

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