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夢日記は危険~ぼくが夢日記をやめた理由

夢日記をnoteに10本ほど書いたけど、やめた。

やめた理由を書いておく。

まず、noteに書いた夢日記の元になったメモだが、内容は走り書きと単語の羅列、簡単な絵や図などといった支離滅裂な内容のもので、日記とは言い難いものだった。これを元に文章を書くためには記憶を頼りに内容を補い、読み物となるようにストーリー仕立てにするしかなかった。つまり夢日記とは夢の記憶を元に、無理くり作り上げたネタ日記だったわけだ。ただ、元ネタ自体は嘘じゃない。言語化に失敗しただけで、見たのは事実だ。そして、実際に見た夢はもっともっと狂っていて(笑)朝目が覚めたとき俺は頭がおかしくなったのではないかと思ったことが何回もある。

夢日記をつける習慣もやめたほうがいい。睡眠中に見る夢というものは、内容自体に意味はなく、夢とは脳が睡眠中に記憶の整理整頓をやる時の二次作用や廃棄物みたいなものだ。なのでこれはすぐに忘れて捨てなければならない。メモして記憶に留めるなど、排泄した糞便を記録するようなものである。

しかし夢日記には強烈に面白いものがいくつもあったので、やめることができなかった。そうして書き残すことでそのおもしろ夢エピソードはついに記憶に固着し、いよいよ忘れることができなくなった。本来は朝起きた瞬間に忘れなければならないものなのに。

記憶に固定された夢は時間とともに細部やストーリーが強化されることが分かった。そしてnoteに書いたことで本当に見た部分と、その後に補った部分がわからなくなってしまった。これはもはや夢日記ではなかった。

以上の理由で夢日記をつけることやnoteに書くことを僕はやめた。

夢判断というものを読んだことがあるが、飛んだり落ちたりする夢とか殺したり殺されたりする夢については書いてあるが、カバに乗って海上を走る夢や、床屋の主人にボクシングを習う夢については書いてなかったので、自分には当てはまらないようだ。


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