夢日記 #2「サイバースペースに行ったお父さん」
変な夢を見た記録
「サイバースペースに行ったお父さん」
SFな夢をみた。
僕はなにか資料映像みたいなものをテレビで見ていた。そこにあるのは遠い未来の世界だった。広大なクリーム色の平野に道と街路樹がまばらにあり、ドラゴンボールに出てくるようなドーム型の家にみんな住んでいて、人々は平和に暮らしているようだった。なにか宣伝のために作られた映像かもしれない。
ある家族のレジャーの様子を映した本編が始まった。お父さん、お母さん、小学生くらいの子供が何人かの家族だ。一家はみんなで自動車旅行に行くようだ。クルマに乗り込んでいる。クルマは59年式キャデラックのオープンにガラスのボウルをかぶせたようなデザインで自動運転なので室内に運転席はない。一家はクルマに乗って真っ直ぐな道を走り出した。
この時代はワープ装置による瞬間移動が実用化されていた。ワープポイントが要所要所に設置されていて、ポイント間をワープして移動できるようになっている。ワープポイントは50mくらいの巨大な二本の支柱の間にエネルギーフィールドみたいな光の帯が走っている設備で、その光の帯というか壁にクルマに乗って突っ込んで行けば別のワープポイントから飛び出し、瞬時に移動ができるのだ。
そして家族はクルマの中で楽しそうに談笑しながらワープポイントに飛び込んで行った。
出口のワープポイントからクルマが出てきたのだが、人数がひとり足りない。乗っていたお父さんがこつぜんと消えていたのだ。
実はワープ装置には弱点があり、運が悪いとワープに失敗して人が消えることがあるのだ(笑)
そこから場面が替わり、女の子がTV電話で誰かと話している映像が始まった。モニターに写っているのは消えたお父さんである。お父さんは事故でインターネットに吸収されてサイバースペースの住人となったようだった。娘と笑顔で話している姿になぜか悲壮感はない(なんでやねんと心の中でつぶやく)
記憶に残っているのはここまでである。
※実際に見た夢は支離滅裂な内容で文章化できないため、大まかなプロットはそのままに細かい設定などを補って読み物にしています。
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