ヒソップと過ぎ越しの祭の死の天使。循環器系の浄化。
ともえです。
実は年末からお正月にかけて、熱は一切出ないのにのどの痛みと咳だけがひどいという不思議な風邪を引いていました。
ようやく症状が和らいできたのですが、昨晩夢うつつに、
「ヒソップ」
というメッセージが。
ヒソップというのは、こういう植物ですね~。
でね。
どうやら、昨年2022年にフェンネルのディーヴァにつながったときと同じような感じで、ヒソップのディーヴァが来ていたような気がします。
ヒソップと言えば、知っている方は多いかもしれませんが、旧約聖書の出エジプト記に出てくる過ぎ越しの祭の災いを避けるために、イスラエルの民が自分たちの家の扉に飾ったと言われているハーブなのです。
具体的には、ドアに羊の血をヒソップの枝に着けて塗ったとか、血の付いたヒソップの枝を飾ったとか言われています。
エジプトの中で、イスラエルの民だけがこれをやっていたそうですが、結果、死の天使がやってきてエジプト中の長男が死ぬというわざわいを逃れることができたそうです。
※死の天使↓ こわ~~
他にも、ヒソップを使って神殿を浄化したとか、聖書の各所で言及されている聖なるハーブなのですね。
なお、今私たちが知っているヒソップ(ヤナギハッカ)と、聖書に出てくるヒソップ(シリアンオレガノ)は厳密には違うようですが、現状西欧世界で考えられているようなヒソップ=ヤナギハッカの説に基づいています。
今回、ひどいのど風邪を経験した後でヒソップのディーヴァに助けられたわけですが、ヒソップって日本ではハーブとしてはそこまでメジャーではありませんよね・・・。
呼吸器系のケアとしては、ヒソップよりもエキナセアとかもっと有名なハーブがあります。
どうも、今回ヒソップのディーヴァが来た理由は、単に呼吸器系の肉体的な浄化というだけではなく、体全体の霊的な浄化みたいなことを言いたかったようです。
※こちらのYoutubeがとっても面白い~!
上記のYoutubeでも言及されていますが、ハーブや医療占星術で有名なカルペパーはヒソップを木星(肝臓)と関連付けていますが、このyoutuberさんはむしろ水星(呼吸器系)ではないかと言っていますね。
でも、これはシュタイナーのバイオグラフィー的な考えでいうと、そもそも水星と木星は関わり合いが深いので、どちらもあり得ると考えるといいんじゃないかと個人的には感じました。
・・・毎年お正月というか、聖十二夜の期間に起きてくることは、その年1年の小さなひながたになっています。
※詳しくはこちらに書いています
今年は年末年始にヒソップにつながったので、早速ハーブを取り寄せて自分でティンクチャーを作成したり、精油をそろえておこうと思っています。
4月初旬には実際にユダヤの過ぎ越しの祭もありますし、何かそのあたりで必要になるハーブ、それがヒソップかもしれません。