【四気質の治療学】①西洋伝統医学の根本的な思想について学ぶ
ともえ@ファスティング中です✨
(→よかったら自己紹介を読んでね)
実は私、20代後半~30代前半(出産前)にかけて、
ドイツ語の翻訳出版書を2冊出しています。
(一応私、ドイツ語と英語の翻訳業が仕事です・・・)
どちらも、広い意味でのヒーリングに関わるものでした。
特に、2冊目の本は、
『四気質の治療学』という、オーストリア人の学者の人が書いた本でして、
この本で得た知識をこれから、少しずつnoteでシェアしていこうかなと思います✨
そう、西洋文化の基礎にあり、占星術とも切っても切れない根本的な西洋の世界観(これは、東洋の五行や、アーユルヴェーダのドーシャに匹敵するものです)。
西洋系のこと(文学であれ美術であれ)を学んだら、四気質論についても学ばざるを得ないというのは常識ですが、
残念ながら日本でこの手の本でまとまったものはシュタイナーか、ガレノスとかヒポクラテスとかしかなかったのですよね。
要するに、ちょっと古い時代の人が書いているので、あまり日常生活に活かせないような著作しか、日本では手に入らなかった。
ところが、とってもひょんなことから、ドイツアロマで有名な豊泉先生のお友達が、私にこの仕事を持ってきてくださいました。(それにしても・・・ 書籍の翻訳って死ぬよね! 当時私は海外出張が多い仕事だったので、締め切り何度も延ばしてもらいました・・・)
なんと、その話が来た段階ではまだ出版が正式に決まっているわけではなく、版権交渉のための企画書作成から、契約書の内容確認から、原著者への連絡から、色々なことをやることになりましたが、非常に多岐にわたる経験できたのは本当によかったと思います。
とはいえ、フルタイムで仕事しながらの平行作業だったので、当時は毎晩毎晩死ぬ思いで翻訳していましたよ・・・(*´Д`)
四気質の治療学の基礎
『四気質の治療学』というのは、西洋伝統医学の別名のことでもあります。
ざっくりと要約すると・・・
✔この世界は、四つの元素からできている(火、地、風、水)。
✔人間にはこの四つの元素と関連する四つの体液がある(血液、胆汁、黒胆汁、粘液)。
✔四つの体液のバランスが崩れたり過剰になること・欠乏することで病が引き起こされる。
✔治療とは、この四つの体液のバランスを整えることである。
というものなのですね。
この理論は、ヒポクラテスとガレノスという2人の有名なギリシア人の医師が確立しました。
では、四つの元素とは何か?とか、四つの体液とは何か?については、
次回以降の記事で語っていきます✨
(つづく)