第一話「英語脳を育てる」
感覚派の学習方法を模索する
私は感覚優位の脳だと思う。
感情優位とも言える。
楽しいと非常に活性化するが、楽しくないと感じるともうダメだ。
まぁ、みんなそうかもしれないが、
私はそれが極端なのだ。
好き嫌いが切羽詰まってる。
好きだと思えば際限なく愛し続けるし、
苦手だと思えば全部無理!
脳に入ってこない。
私は英語の発音を愛しているので、かなり長い間ずっと英語は聴いてきた。
英語は自分にとって音楽と同じ。
アイツ以外は。
そう。
文法だ。
なので、楽しく勉強するにはどうしたらいいかな〜と自分なりに考えて、
実践したものを動画にまとめたのが8月。
そして9月にまた体調を崩した…。
そう、私の人生はなぜか順調に進まない。
まぁ、待て。
急ぐことはない(←強がり)
今できることはないか?
そんなとき、来年度音楽専科という職業が消滅することをボスから知らされたのだ。
私の専門は音楽。
しかし一年勉強したら、他の教科の資格を取ることができるという話は聞いたことがあった。
それだ!
それしかない!
しかし私は不安だった。
なぜなら、
文法が苦手だから…。
いよいよ新しい文法の本を購入!
私は以前、カノックスターというYouTuberが動画で、英語で英語の文法を勉強する本を紹介していたのを思い出した。
彼は自分のことをアメリカかぶれだと言い、
映画やドラマを見ることでリスニングは比較的できるようになったが、文法がよく分からなくて英語を話すことはできなかったらしい。
自分と同じじゃん!
私も「聞く」「発音する」は好きだから伸びたけど、
話そうとすると文法が無茶苦茶になってしまう。
即購入↓
いろんなバージョンがあって分かりにくいので気をつけてほしい。
With answers・Forth Editionが安かったし、発音教材とか要らないなと思ったからこれにしたが、新しいバージョンはスマホで使えるようだし、自分に合うものがいいと思う。
青い本が有名らしいがこれは中級なので、私はもちろん初級から勉強することにした。
フィリピン人のALTの先生と英語について話し合って分かったこと
勤務している小学校にはフィリピン人のALTの先生がいる。
たまに話す(日本語で)程度だったのだが、本気で英語が話せるようになりたいという私の野望をつい最近打ち明けたのだ。
彼は英語ネイティブではなく、第二言語として小学校から学んだので、私の気持ちがよく分かるようだった。
分かり合える喜び!
いろんなアドバイスをしてくれて、とにかく優しい。
親切が服を着て歩いているような人柄。
「とにかく話して。短くても単語だけでも分かるから。」
と言ってくれる。
「あー、なんて言うんだっけ!
分からない(汗)」
と何度言ったことか。
そんな中で、不思議だったことがある。
脳の不思議
私が英語を話そうとしたとき、最近勉強したわけでもないのに、なんで知ってるのか分からない単語やフレーズが何度も出てきたのだ。
日本語に頭の中で翻訳するのではなく、自然に、しかし確信に満ちた様子で出てくる。
これを言えばいいのかな?と迷いながら言ってみたら通じる。
そんなことってあるんだ、と私は驚いた。
そこで私は予想した。
人間は脳の中にいくつも貯蔵庫があって、情報ごとに分類されている。
情報が入ったら、入ったことすら本人が忘れてしまっても、一度そこに入ったら決して消えないのではないか?
アクセスしようとしないから繋がらないだけで、使わないといけない切羽詰まった状況になったら、本気度に応じて繋がるのではないか?
彼は月に一度、ALTの先生達の集まりに行くとき、頭を英語モードに切り替えるために、車の中で洋楽を聴いて行くそうだ。
それを聞いた瞬間、衝撃を受けた。
私もやってる。
日本語ばかり聞いている日常の中で文法の勉強を始めると、英語の世界になかなか入っていけない。
ただでさえ苦手なのに。
ストレスで挫けそうになる。
自然と、勉強を始める前に、TikTokで英語ネイティブの動画を見まくってからやるようになっていた。その方がストレスなく、楽に英語脳に切り替わるのだ。
そう。
英語脳。
私の脳には確実にそんな場所が存在する。
そしておそらく、みなさんにもあるのだ。
英語脳を育てていく道程の中で、
みなさんのお役に立てる情報がたくさん出てくるはずだ。
脳科学の本をワクワクしながら読んだことを思い出した。
これはおもしろいことになりそうだ…。
もしサポートしていただけたらやる気が倍になります。そしてもっとお役に立てるような記事や動画をシェアしていきます。