とかくこの世は生きづらいからこそ笑って生きたい

私は彩雲をYouTubeのアイコンにしている。空が好きでよく写真を撮るのだが彩雲という様々な色に光る雲に出会うことがある。前回載せた写真もそうだ。

日本はよく雨の降る国だ。よく降るということは雲が出る。曇るから日差しが柔らかくなる。雲がなければ彩雲はできない。パステルカラーの世界だ。

人生も曇るからこそ光るんじゃないかと思ってる。晴れてどこまでも行ける日もあれば垂れ込める暗雲の中に足がすくむ日もある。曇りの日というものは人生の大半を占めて視界を悪くするが実は、行きつ戻りつ進む大切な時間だ。

私の人生を一言でいうと、「我慢」である。もともと忍耐力はあまりなく高校で受けた性格検査で忍耐力の項目があまりにも低くて自分でもびっくりしたくらいだ。

自己紹介というと、これを話さないことには私を説明できないから書くことにする。いわゆる人の話が聞けない、言われた通りにできない子だった。反抗的というより、好きな人の楽しい話なら聞けるけど好きじゃない人のつまらない話は聞けないのだ。大人が決めたよく分からないルールも苦手だった。じっとしてるのがとにかく苦痛だった。みんなと同じようにできなかった。

しつけというより理不尽な怒りをぶつけられたとしか感じなかった。家でも学校でも。私が思い通りにならないからダメなんだろう。謝らないからと言うが謝るって私の何を謝るのか。愛とゆるしのない世界で心も体も痛かった。

本は私の避難場所だった。歩きながら読んだり夜電気を消されてもぼんやりした明かりで読んだ。その時間は違う世界に行けるんだ。体が弱かったので喘息の発作が出ると寝てなさいと言われる。何もすることがないので、頭の中でいろんな空想をして過ごした。

歌も大好きだった。ピアノの練習は大嫌いで、レッスン室の前で必死に指練習をして間に合わせていたが、歌はいつも歌っていた。暗い道が怖くて大声で歌いながら自転車を漕いでいたらクラスの男子に見つかってからかわれたくらいだ。

今まであったことはここに書ききれないけど、自分の本質は子どものころと変わってない。うまくやるスキルは身についたが。みんな感情的すぎるんだ。私はだれも傷つけたくない。痛みを知ってるから。

それより一緒に楽しみたいよ。悲しんでる人がいたら和らげたいし困っている人がいたら力になりたい。私にできることはやるべきなんだ。

我慢してるうちに人生終わったらダメだと気付いたからやる。

行けるところまで行くんだ。

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