私のアナザースカイ@メキシコ・サンクリストバルデラスカサス
メキシコに来てからはや6ヶ月。
そういえば自分の住んでいる場所について書いてなかったので、記録として残しておこうと思います。ちなみにこの街で暮らすのは後1ヶ月ぐらいと、ほぼ時間残っていない…
私が見つけたこの街は、メキシコのチアパス州にあるサンクリストバルデラスカサス(San Cristobal de las casas)
名前が長すぎるので、以下サンクリ。
なんかクリスマスみたい。
この街には、植民地時代の聖堂や教会が残されていて、街の風景もザ・コロニアルって感じ。
そして街の周りには先住民の村がたくさんあって、マヤ民族をはじめとする少数民族の文化がたくさん残っている街。この人たちはサンクリまで来て、ビジネスしたり買い物したりするから、街を歩いているとたくさんの民族衣装を着た人たちを見ることができる。
実はこの街、6年前にも中南米放浪しているときに来たことがあって、その時にここいつか住んでみたいなって思っていた場所。まさか本当に帰ってきて、住むとは考えてもみなかった。
この街のいいところは、すごくたくさんあって、
メキシコの中でも何十もの先住民の人が住んでいるもともとインターカルチュラルな場所。だから外国人として暮らしやすい。
ヒッピー、ヨガの先生、スピ系の人、アーティスト、自然療法のセラピストの溜まり場で毎日たくさんのイベントが開催されていて飽きない。
マヤ民族の伝統医学が色濃く残っていて、シャーマンやヒーラーと呼ばれる人を見つけやすい
ハーブが簡単に手に入る&実験道具売ってる店がある
サパティスタという政府と対抗する極左のグループの本拠地の近くで、リベラルな考えが広がっている。
物価がメキシコの中でも鬼安い。
豆腐・納豆・味噌を売っている日本の方がいて、日本食をつくるための材料が簡単にゲットできる。
メキシコ料理以外の外国料理レストランのクオリティが高すぎる。安くてうまい。
素敵すぎるハーブガーデンや植物園が多い。
こんな感じで自分が定住地にもとめるものとサンクリが、まさにパズルのピースのようにピッタリハマってしまった。
最近住んでて感じるこの居心地の良さどこかに似てるなーって思ったら、前にす住んでた京都に似てるんやって気づいた。
外国人多いとことか。
美味い店多いとことか。
山に囲まれてて、自然が多いとことか。
そんなに大きくないから知り合いと街で会いやすいとことか。
街は碁盤の目だとか。etc…
この街でまさかとは思うけど、コロナ前に京都で知り合ったベルギー人とここで再会。世界って狭い。彼も、やっぱり京都と似てるよねーって言ってた。
サンクリで住む場所はFacebookグループで見つけたんだけど、ここでも物価の激安ぶりに驚愕した。
今すんでいる所の家賃は35,000円(光熱費、ネット込み)
それを友達とシェアして1人17,000円
キッチン、2部屋、バスルーム2つ、屋上つきの3階建て。
レモンの木が自分たちの家の前にあって、屋上からレモン取り放題という特権付き。
この35,000円って最初に京都に借りたアパートの一室と同じ値段。
その時は焼肉屋のうえで、部屋のサイズも6畳で収納がなかったから物置に住んでいるみたいな感じだった。
京都とサンクリを比べてはいけないとは思うけど、生活の質とか貨幣価値について考えさせられるなーと。
そしてデジタルノマドとして働いて安い国に住む人が最近増えていることに納得いったよね。
ちなみにこれだけサンクリのいいところを綴ったんだけど、短所としては、水の質が悪いために、サンクリに到着した旅人や住み始めの人たちは寄生虫にあたったり、下痢が止まらないという洗礼を受けることになります。大体苦しむのは1週間から2ヶ月ぐらい。2ヶ月っていうのは寄生虫に当たって、自然療法で治した場合にかかる時間。
こんな洗礼を受けてもいいよって人には、是非サンクリに住んでみてね。
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