本当の自由とは
子どもの頃、私は「大人になれば自由になれる」と思っていました。
親に頼ることなく、自分の力で稼いで、時間やお金のつかい道も自分で選べる。
「早く大人になりたい」「自分の好きなように生きたい」といつも思いながら、あと何年…と指折り数えていた子どもでした。
しかし、知らないうちに大人になっていました。
大学に入ると、途中で成人して勝手に大人にはなれました。でも自分の力で稼いでいないし、大学を卒業してなんとなく社会人になっても、時間もお金も制限があり、「自分の好きなように生きる」ことができませんでした。
大人って全然自由じゃないじゃん!こんなことなら子どもの時にもっと子どもらしくその時を楽しんでおけばよかった。。。
自由っていつ手に入るんだろう。
お金、時間、心が自由になることってもしかして一生ないのかな…
20代前半、絶望したことを覚えています。
知らず知らずのうちに、自由だった自分に制限の枠をかけて、精神的な負担を増やしながら毎日を生きている自分がいたのです。
その時の自分に今言えるなら、
「自分で選ぶことを諦めたら自由はないよ」
ということです。
誰かに合わせて自分の気持ちを曲げたり
社会や会社のルールに合わせて自分の時間を必要以上に捧げたり
親や先輩、友達からの教えを忠実に守るあまり
自分のやりたいことを楽しめなかったり
自分以外の誰かや何かに合わせて自分を生きていると、
一生自分の自由はありません。誰も自由を与えてはくれないのです。
自分の人生は、結局自分でしか変えられません。
たとえ誰かにお金をもらって何も不足なく生活ができるとしても
自分が自由だと感じられなければ、それは自由ではないのです。
みなさんは、自分で決めた謎ルールで自分を縛っていませんか?
自分が当たり前だと思っていることも、他の人にしたら全然普通ではないことかもしれません。
もし、「自分には自由がない」と思ったら
自分が自由を選んでいない理由を一度考えてみてください。
自分の思い込みや感情を整理すると、意外とあっさり枠が外れるかもしれません。
でも、「自分の好きなように生きる」ことは、必ずしも「本来の自分で生きる」ことと同じではありません。というか、大抵違うのではないかと思います。
「本来の自分で生きる」とはどういうことか、
後日また私なりに書いていきたいと思います。
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