わんちゃんと馬肉の関連 2
皆様こんにちは。こんばんは。ハーブホースです。前回はわんちゃんと馬肉の関連1を上げさせて頂きましたので今回の投稿はその続きとなっております。是非、最後までご覧ください。
Q:肝臓の悪い犬に「馬肉」はダメなの?
A:いいえ、ダメではありません!
肝臓は脂肪やタンパク質の代謝を行っている臓器です。「馬肉」は鉄分、ミネラル、消化酵素、アミノ酸などが豊富なうえ低カロリー、犬の体にはとてもやさしい食べものです。ドッグフードの20%ほどの量を減らして、その分、生肉をドッグフードにトッピングしましょう。また、下痢などの症状が見られるときは、いったん生肉をやめて元の食事にしてようすをみるといいですね。
Q:腎臓の悪い犬に「馬肉」はダメなの?
A:いいえ、ダメではありません!
「馬肉」は、20種類以上のアミノ酸をバランスよく含んだ良質なタンパク質を備えています。腎臓は主に血液中の老廃物や不要なものをろ過し、尿として排出する役目を担っています。また、尿の濃さや量を調整し、余分な水分を尿や汗などに変えて体の中から出しているのです。
しかし、その機能が弱くなるとむくみなどの原因になります。また「ストラバイト結石」と呼ばれる結石の発症が多くみられます。細菌性膀胱炎が原因で、尿がアルカリ化することにより結石が形成すると見られています。肉食の犬にとって、穀物類の植物性タンパク質は消化吸収されにくいものですから、未消化のまま体内に老廃物として蓄積されるため腎臓に負担をかけてしまいます。これらの症状の予防や改善には、タンパク質をしっかりと取ることが大切なのです。生肉を食べることで、尿がアルカリ性から酸性により傾く水分量も多いので、結石の原因でもある水分量不足にも適しています。このことからも「馬肉」は、酵素たっぷりで消化に優れているので腎臓によいでしょう。
愛犬にあげたい食事「馬肉」編。健康にいいって本当?
Q:「馬肉」は犬の健康にいいの?
A:はい、「馬肉」は健康にいいです!
・「馬肉」はタンパク質が多く、他の肉と比べても低カロリーである。
⇒老犬の食事や体重コントロールにとても良い。
・カルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンE、などの栄養素が豊富である。
⇒カルシウムや鉄は牛や豚に比べて3,4倍多い。
・リノール酸やaリノレン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)を含んでいる。
⇒コレステロールを下げて血液をサラサラにする、動脈硬化を防ぎ血管を丈夫にするなどの効果。
・馬の体温は牛や豚と比べて4,5℃高いので寄生虫がつきにくい。
⇒安全性が高い。「馬肉」は人も生肉で食すことができる、洗浄肉といわれている。
「馬肉」を摂取することで、涙やけが改善されたり、毛並みツヤツヤになっとり体が引き締まったりという健康上によい効果がみられ、健康な身体作りに役立っています。
Q:犬に「馬肉」を何歳からあげていいの?
A:歯が生えて噛む力がついてきたら、そろそろあげましょう。
生後間もない赤ちゃん犬は、もちろん歯は生えていません。ミルクからはじめて、だんだんと離乳食へと移行していきます。そして、生後2か月ごろには、乳歯が生え揃いますから、そろそろ固形物を食べ始めてもよい時期です。歯も生え揃い顎の力も安定してきたら、ようすをみながらほんの少量から始めましょう。※喜ぶからと馬肉だけをあげると栄養が偏ります。バランスの取れた総合栄養食のドッグフードなどを併用するといいですね。
Q:老犬に「馬肉」はあげてもいいの?
A:少量でも「馬肉」の生肉をあげて老化防止につなげましょう。
人と同じように、年を重ねると老犬は運動量も減り代謝も悪くなります。代謝が悪いと太りやすく肥満になりやすいのです。また、肥満は心臓に負担がかかるので飼い主さんの不安も大きいものです。そこで、愛犬の食事の見直しが必要となります。体重を増やさないためには、高タンパク質、低カロリーの食事をあげることが大切です。タンパク質を構成するアミノ酸の中に、筋肉のエネルギー源といわれる必須アミノ酸の「ロイシシ」があります。ロイシシは肉類に多く含まれるので「馬肉」などの生肉を少量であげることがおすすめです。
と、今回の投稿はここまでになります。次回はこの続きの3からになります。今回の投稿も最後までご覧頂きまして嬉しいです。次回の投稿も是非ご覧ください。