いつまでも健康な体でいたいなら(2)!
日本は、世界でも有数の長寿国です。
しかし、健康で生きている期間はどうなのでしょうか?
病院の世話になっている方が多いように思います。
薬から離れられないのです。
いわゆる健康寿命はどうなのでしょうか?
2010年のデータしか見つかりませんでしたが
かつて、イギリスで発行されている
経済雑誌「エコノミスト」に
『日本の製薬会社、病院、がんセンターは商売繁盛である』
という記事が出たことがあります。
上記の平均寿命と健康寿命の間の期間に医療費が多くかかります。
それは、ガン、糖尿病、心臓病などのいわゆる慢性的な成人病が多いということでしょう。
いったんその病気にかかると、残念ながら多くの方は死ぬまで医療費がかかるようになっています。
透析に至っては、始めたら最後、一生透析の世話にならないといけないのです。
まだ透析を始めなくても食事を変えれば治る可能性があってもです。
透析病院のベットが開くと医者に患者をまわして欲しいと依頼が来るとかこないとか??
そのような状況なので、先ほどの
『日本の製薬会社、病院、がんセンターは商売繁盛である』
という記事が出てしまうのでしょう。
日本では、医者は病気になっらその症状に対して処置するのです。あくまでも対処療法中心なのです。
食事療法は多くの医者はやりません。医学部ではあまり教わっていないようです。
その原因の多くは、人々の健康に対する意識と食事にあるとわかってきています。
毎日、多くの方が弁当を買いにいくコンビニ、食材を購入するスーパーなどの中に多くの加工食品があります。
多くの「悪いアブラ」があります。
多くの摂らない方が良い加工食品があります。
多くの体にとってよくない糖分、マーガリンが使われています。
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消費者が買うので、よく売れるのでそのような食品が売り場に並ぶのです。
販売する業者は消費者の健康を第一に考えなくなってきています。
いかに儲けるかに焦点がいきます。
一例ですが、納豆がコロコロ・・によいとのことで納豆売り場が大変な賑わいでした。困ったことにその後、納豆を長く保たせるためか? ブドウ糖果糖液を納豆に入れて販売しているのが多くなりました。このブドウ糖果糖液も摂らない方が良い食品です。
政府も経済優先の姿勢があるために、分かっていても業者に対して強い姿勢を取りません。
ですので、残念ながら消費者がもっと食に関心を示さないといけないようです。多くの方、自分が健康で生きていたいと強く望んでいないようです。
かつて、父親にそんなに甘いものを食べては体によくないと話したことがあります。
その時の返事は、「おいしいものを食べて早く死んでもいい。
美味しものを食べれらないで長生きするより良いよ!」
と言われたことを覚えています。
確かに自然で新鮮なものは、美味しいのですが
現代は、そのような食品が少ないようです。
糖分や様々な化学薬品で擬似的に美味しくしている食品が多いように思います。
添加物に対する意識が高く国民の健康を考慮している国ではトランス脂肪酸を禁止したりしている国も多くあります。
そのような国では国民がアブラの種類に気を付けるようになってきています。
しかし、日本ではまだまだ、「良いアブラ」と「悪いアブラ」の区別が
ほとんどなされていません。
その結果、多くの方が「良いアブラ」の恩恵を受けられなく
「悪いアブラ」の影響を知らないうちに受けてしまっているのです。
このことは、アブラに限ったことではなく、
遺伝子組み換え食品、多くの加工食品、農薬による栽培
などなど実に多くの問題があるのです。
最近は、子供たちの脳に関連する病気も増えているように思います。
これらも、脳細胞はその細胞膜がアブラでできていますので
「良いアブラ」を習慣化すれば、減っていくのではないかと思っています。
私たち日本人はもっと健康意識を高めて
食の健康効果を真剣に考えるべきところに来ているのです。
この記事にあるようにまだ、日本では食事バランスシートを掲載しています。
このバランスシートを守ると炭水化物を取りすぎてしまい、肥満が増えるので、アメリカでは、これとほぼ同じな食品ピラミッドは過去のものになっています。
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