不安感をなくすには!
不安をなくす方法に関して今回はお話しします。
人間は生きていく上で、不安を感じることがあるものです。
もしも、不安がしばしば心に生じるならば、
その不安に意識を向けてみましょう。
いつ、その不安は生じますか?
1日のうち今やっていることをやめて、不安を感じていないか確かめてみましょう。
どんな時に不安が感じたり強くなったりしますか、どんな時その不安は静まりますか?
自分の心の中をのぞいてみてみましょう。
意外と、不安は身近にあったものだと気がつくものです。
現代は、不安があふれています。
毎日、瞑想している方は、不安を見つけられないかもしれません。
不安は、人それぞれ現れ方が違います。
目覚まし時計が鳴ると! 電話がなると! 不安が生じるという方もいます。
ニュースからのメッセージで! 不安を感じる人もいます。通勤途中で急に不安に襲われる方もいます。
体の反応もさまざまです。心拍数が上がったり、呼吸が浅くなったり、血圧が上がったり、下を向いたり、うずくまったり、足がブルブル震えたりさまざまです。
「また怒られるかもしれない」「何か病気かもしれない」「この病気は治らないかもしれない」「家族が帰ってこない、どうしたのだろう」「仕事がクビになるかもしれない」・・・・・・・
さまざまな想いが頭の中をよぎるのです。
不安が生じている状況をよく観察してみましょう。そこにある種のパターンが見つかることがあります。特別な状況や物事が起こると不安が生じるのだということが見つかるといいです。
このような「不安の種」は過去のある時に巻かれたのかもしれません。
海で泳いでいて死にそうになった経験がある人は、海で泳ぐと不安を感じます。
車に同乗していて、逆走してコンビニに衝突した経験のある方は、車に乗ると不安を感じます。
学校の先生にわけもなく叱られた経験のある方は、先生に声をかけられると不安が生じるという方もいます。
不安が生じた兆候を早くとらえて、不安を追い払う方法を見つけることが大切です。
深呼吸、深い呼吸は不安を吐き出す効果があります。
不安の本質を明確にすることが重要です。生じる原因を深く掘り下げることです。
不安は必ず、思考とともに現れます。複雑に絡み合っている場合もあるので、なかなか気がつきません。心の中で生じるあることがきっかけになってその思考が生まれ不安に繋がるのです。
心が思考していない時、つまり「今ここに生きている」時には、何も考えていませんので、つまり思考が働いていないので不安は生じません。その時に人は「今ここに生きている」だけです。そのとき人はただ経験しているだけです。
海で溺れそうになった時には、何も考えずにただ夢中で泳ぎます。スローモーションで見るように経験しているだけです。不安が生じるのは後になってからです。
車を運転していて衝突事故に遭った時には、その状況をみているだけです。経験しているのです。後になって不安が生じるのです。「信号を無視したら横から車が入ってくる、死んでいたかもしれない」「雨がすごく降っているので、車がスリップするかもしれない」と運転している時に不安が生じるのです。
運転しながら不安を感じている状態は、運転しながら不安のことを考えていることになりかなり危険です。
不安な思考が生じてきたら、「あ! 不安くんが近づいてきた」と、落ち着いて注意を向けます。不安くんが好むのは思考です。ですからその思考に入らないように、深い深呼吸をやってみましょう。
あるいは、体への愛のエネルギーを送ってみましょう。
そうすると、思考が止まるので、不安くんはどこかに行ってしまいます。
不安を生じさせる心のパターンを意識して見つけましょう。そうして対応していけば、不安くんに噛みつかれなくて済むでしょう。
大切なことは、「思考」つまり考えることを経験することに変えることです。身の回りのさまざまなことに意識を向けてみましょう。
身の回りの音に耳を澄ませたり、綺麗な花に意識を向けてその匂い、香り、形に興味を持ってみたり、私たちを取り囲んでいるさまざまなものや生き物に、体の中の生きもの(細菌なども)にも意識を向けてみましょう。すると私は自然の中で生かされているということを感じるようになります。
太陽に意識を向けてみましょう。そして太陽とつながってみましょう。地球ともつながってみましょう。
するとやがて、この宇宙の中で自分は守られていると感じられる時が訪れます。
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でも、不安をなくす方法についてもっと調べたい方は、どうぞ!!
また過去に書いた
も参考になるのではと思います。