自然欠乏症候群になっていませんか?
イギリスで、数年前にNature deficit Disoorder(自然欠乏症候群)という言葉が話題になりました。そのきっかけとなったのは、「Last Child in the Woods: Saving our Children from Nature-Deficit Disorder (あなたの子供に自然が足りない)」という本です。
現代人は、誰でもこの自然欠乏症候群にかかる危険性があります。
あるいはすでにあなたもかかっているかもしれません。
カラダがだるい、慢性疲労状態、眠れない、うつなどの症状に悩まされている方が多いのではないでしょうか?
気力がない、心がスッキリしないなどの症状もあるでしょう。これらの方が医者に行って検査してもなんともないですよと言われるのです。検査数値には現れない不調に悩まされる方が多いようです。
これらの症状は、多分に、自然から離れた生活に原因があるようです。
ヒポクラテスは、
『人は自然から遠ざかるほど病気に近ずく』
と述べています。
から引用しました。
現代人は、どんどん不健康になっています。免疫系がおかしくなっています。
紀元前に生きていたヒポクラテスがすでにこのことを指摘しています。
もしかしたら社会を騒がせているコロ*は、このことに気がついて欲しいのではないでしょうか?
ヒポクラテスの格言はよく読んでみると、どれも素晴らしい真実があるように思います。人々はこの格言を忘れてしまっているようです。
現代の生活をしている限り、多くの人々は健康を害して、病気に一歩一歩と近ずいているように思います。
ヒポクラテスは、
『人間がありのままの自然体で、自然の中で生活すれば、120歳まで生きられる』
と話しました。
多くの人は、『病気は食事療法と運動によって治療できる』ことを知りません。
また『健全なる体を心がけるものは完全なる排泄を心がけねばならぬ』
という言葉にも重みがあります。人々は自然に備わった人間の排泄の時間帯(4時から12時の時間帯)に食べてしまって、排泄を邪魔しています。その結果、体内に毒素が溜まってしまい、病気の準備をしているのです。
紀元前から指摘されている「自然の大切さ」を、現代に生きる私たちは完全に忘れているようです。
では、どこから改善したら良いのでしょうか?
まず、自然は健康にとって最も大切なものであると認識することでしょう。
体内に侵入する多くの毒素を知って避けること。例えば、空気、水はきれいに、室内に風をなるべく入れる、プラスチック製品は少なく、石鹸、化粧品にも気をつける。食品添加物はできるだけ入れない工夫を。
毎日の日の出、日の入りを意識して自然のサイクルになるべく従った生活サイクルをこころがけること。
食事を腹7分めに、なるべく野菜を多く、脂肪分の多い食べ物は控えること。
身の回りのもの特に住まいの建材に気をつける。(シックハウス症候群にかからないように)
などあげられます。まだまだたくさんありますが各自がそういったことに関心を持つことから始める必要があるようです。