若返りかつエネルギッシュな生活を!
人間は誰でもいつまでも若くいたいものです。
今回は、その秘訣をお話しします。
カラダには24時間周期の一定のサイクルがあります。
生きている間、この一定のサイクルで機能しています。
食べ物を、食べ・消化して吸収・利用(同化)して排泄するのがこの一定のサイクルとかみ合っている場合に、最もよくこれらの機能が働きます。
このサイクルは、
・摂取・消化:食べ物を食べて消化する
・吸収・利用:食べ物の一部をカラダに同化させる
・排泄 :食べ物のカスと体内の老廃物をすてる
で、それぞれが最も活発に働く時間帯があります。
それは、
・摂取・消化:12時〜20時
・吸収・利用:20時〜 4時
・排泄 : 4時〜12時
です。
この3つの時間帯をよく見てください。
4時から12時の間は、排泄の時間になっています。
朝食を食べる時間がないですね!
そうなのです。実は人間のカラダは朝食を食べる様にはできていないのです。
「朝食をきちんと食べることは常識でしょう、ばかなことをいう人ですね!」と言われそうです。
朝食をきちんと食べることはとても重要だと暗黙の了解が出来上がっている様です。
でも、朝食をきちんと食べる人は、自然の法則であり人間本来のカラダの法則を守っていないことになります。
その様に朝食を食べていると、毎日の排泄の作業を妨害していることになるのです。エネルギーを消化に向けてしまうので、せっかくの排泄の作業を止めてしまいます。そうすると、カラダの中には、排泄できない老廃物が溜まってしまい、その老廃物が腐って腐敗し、自分で病気になる準備をしている様なものです。
朝起きた時には、肝臓には、約2000Kcalのブドウ糖が蓄えられています。この蓄えられたブドウ糖は排泄のために使われるのです。ところが食べてしまうと莫大なエネルギーを必要とする消化にエネルギーを取られてしまいます。体の中は排泄する予定だったものが37度の消化器官の中で排泄できずに腐敗し、やがて発酵します。その結果、発酵した物質がカラダに有害な物質を作り始め、肥満、便秘、貧血、ニキビ、肌荒れ、アレルギー、肩こり、神経痛などに悩み、困ったことになってしまいます。
1日に一度排便がある人でも、腸に5kgの宿便をためており、大腸の70%は古い便で詰まっていると言われています。
毎日、午前中の排泄の時間をきちんと排泄にエネルギーが向く様にしていればカラダには有害な老廃物を溜め込まなくなってきます。そうすれば、カラダを悩ますことも減ってくることでしょう。
それだけではなく、年齢を重ねると避けられないと思われていた成人病なども避けられる様になります。
一度、実際にやってみてくだされば、すぐにその変化がわかると思います。
是非ともはじめにあげたカラダのサイクルに沿った生活を試みましょう。
そうすれば、かからなくても良い病気に見舞われることもなく快適な人生を送れることでしょう。
なお、朝は、果物であれば消化にエネルギーを使わないので、適量を食べることをお勧めします。