終了迫る!「盛岡の地に新しいシンボルを、みんなで。カワトクとともに」挑戦は2025年1月23日まで
17日からクラウドファンディングページに毎日シークレットゲスト登場!
一つの小さな思いから始まったクラウドファンディング
そんな思いから始まった「クラウドファンディング」があります。
2024年10月25日。盛岡で行ったクラウドファンディングの開始記者会見。本州一広い岩手県内から新聞、テレビ、ウェブなど各メディアが駆けつけました。創業158年の老舗百貨店と設立6年のスタートアップの挑戦の注目度は高く、記者から熱い視線が向けられました。
創業158年「川徳」の覚悟
慶応2年、1866年に創業した川徳。時代とともにその姿を変えながら、街のシンボルとして盛岡に灯りを灯し続けてきました。
時には寒さ厳しい北国の流行の発信地として。時には憩いの場として。文化、流行の発信地としての役割も果たしてきました。
時代を超えてもなお街の中心であるために、カワトクでは現在、全館で大規模なリニューアルを行っています。挑み続けるのは、唯一無二の地方百貨店として生き残るためです。
ヘラルボニーがカワトクと目指すのは、街の中心に根付いてきた文化を、灯し続けること。そして、地域に根ざした文化の発信と共に、未来を見据えた新たなコミュニティの形成をすること。これはカワトクが地方百貨店の役割を超え、地域の文化を育む「場」としての役割を果たす場所へと変貌することになるかもしれません。
「あなたの守りたい未来、作りたい未来はなんですか?」
このメッセージととも2024年10月25日に開始したクラウドファンディング。10月26日には盛岡市内でオフラインイベントも実施。当日は朝早くから多くの方が会場に駆けつけ共感と応援のメッセージを寄せてくださいました。
一方、ウェブ上のクラウドファンディングページには特に首都圏から多く応援コメントが寄せられました。共感の輪は全国的に広がり、そのスピードは私たちの想像をはるかに超えていました。
そしてクラウドファンディング開始から、10日後。第1目標として掲げていた「1000万円を達成」の日を迎えます。クラウドファンディングページにはスクロールしても、しきれないほどのコメントが寄せられました。
一人一人のコメントを拝見する時間は、とても満たされた気持ちになると同時に、挑戦への期待に背筋が伸びる思いでした。
小さな町の木綿商として始まった川徳が、岩手の人に愛され続けて158年。ここまで続いてきた歴史を大切にしながら、その灯火を次の100年へ。全国的に広がるうねりを、さらに大きなものにしたいと想いが込み上げました。
理想で終わらせたくないから、ここで未来を始めたい
クラウドファンディングはまもなく終了の時を迎えます。私たちの目的は、盛岡から新たな時代の扉を開くことです。はカワトクが「盛岡の玄関口」となるようアートやクリエイティブの魔法をほどこすことで、街の中心に根付いてきた文化を、灯し続ける。カワトクの未来を守ることは、盛岡の未来をつくることだと考えています。
挑戦の期間はいよいよ残り1週間。あす1月18日から期間終了の23日までクラウドファンディングページには毎日シークレットゲストが登場します。共感の輪を今、力に変えて。
シークレットゲストが登場するページはこちら
最後に…
「異彩を、放て。」2018年、このミッションを掲げ、盛岡から第一歩を踏み出したヘラルボニーが目指すのは、この世界を隔てる先入観や常識という名のボーダーのない世界。それを実現するための新しいステップとして、私たちはここに理想の世界の心地良さを表現し、育む場をみなさんと一緒に作りたいと考えました。
2025年春。ここに誕生するのは、あらゆる人が垣根なく行き交い、コミュニケートする場です。障害の有無を超えたアートの世界に心を奮わせ、地域に根ざした食の多様性を味わい、夜は地の酒を酌み交わし語らう。自由に音楽が流れ、多彩なイベントが好奇心を刺激する。誰もがありのままでいることを許容する、少し先の未来です。
へラルボニーが目指す未来を可視化する公園。異彩が放たれた未来の公園。
HERALBONY ISAI PARKで会いましょう。
写真:菅原結衣、伊藤隆宗
執筆:矢野智美