240507

「（前略）或る日、私の胸に幽かな淡い虹がかかって、それは恋でも愛でもなかったけれども、年月の経つほど、その虹はあざやかに色彩の濃さを増して来て、私はいままで一度も、それを見失った事はございませんでした。」

太宰治『斜陽』

なんてきれいな人だろう、それが第一印象だった。わたしがK-Popアイドルに求めていた質感の人が現れた！とびっくりしたことを覚えている。キラキラアイドルメイクよりもマットでナチュラルメイクが似合う、切なさと清純の具現化のようなあなたを見て衝撃が走った。
あなたを見ていると、なんだか懐かしくて、泣きたくなるような気持ちがしてくる。これが国民の初恋と呼ばれる所以なのかな。そしてビジュアルだけではなく、あなたの性格と知性にもとことん惹かれた。とにかく優しくて、常にメンバーに愛をもって接しているあなた。頭の回転が速くて、仕草や雰囲気に知性を滲ませるあなた。落ち着いていて、少し低めの温かい声。抜けがなくて細部までこだわっているのが伝わってくるダンス。動画を見ているうちに、あなたを構成するすべての虜になってしまった。

あなたに出会ってから、あなたを追いかけている日々はただただ楽しくて、幸せに溢れている。Bunniesのためを思ってたくさんの言葉をかけてくれたり、定期的にPhoningでライブをしてくれたり、愛をきちんと形にして見せてくれるところが本当に本当に大好き。直接関わりのない誰かをこんなにも愛おしいと思ったことがなくて、自分でもびっくりしている。温かくて真っ直ぐな感情に出会わせてくれてありがとう。

(🩵)

あなたはきっとアイドルという職業上、私には一生かかっても理解できない辛さ、悲しさ、苦しさを経験していると思うんだ。そんなことできないってわかっているけれど、わたしがそれをすべてを受け止められたらどれだけいいだろう。そして私があなたを見ることで感じる幸せ、あなたがBunniesに伝えてくれる愛を、何十倍、何百倍にもしてあなたにぜんぶぜんぶ返したくてたまらない。「アイドルになるという選択は間違っていなかったんだ」とあなたに感じてもらうために、私が持ちうるすべての愛であなたを包みたい。致死量の多幸感を味わって、温かい言葉と美しい景色だけを見ていてほしい。あなたの目に入る邪悪なものすべてを私が取り除いてあげたい。生きている限りどんな人間でも辛いこと、苦しいこと、我慢しなければならないことはたくさんあって、「花道だけを歩こうね」という言葉は虚しいだけかもしれない。だから、あなたが花道以外を歩く瞬間も、常にあなたを支えたいし、見守っているよという気持ちでいっぱいだと伝えたいな。

私の初恋

まだ遠い未来だと思っているけれど、あなたがステージを降りる日、アイドルではなくなる日は必ずやって来る。あなたが80歳くらいのおばあちゃんになった時に、NewJeansのMINJIとして過ごした思い出が、少しでも華やかで、あなたの人生を彩った瞬間をぎゅっと詰め込んだ、綺麗な宝箱のようなものであってほしい。それを時々思い出して、「こんなにも愛されているんだな」と思ってほしい。直接は伝えられなくても、あなたに世界中の人々が愛を注いで、あなたはたくさんの人に夢と希望を与えてくれる存在なんだと、命尽きるその刹那まで、ずっとずっと覚えていてね。あわよくばその片鱗にBunniesがいたなら、もうこれ以上ない幸せだよ。
そして、私があなたから離れる時もいつか来るのかもしれないと思うと、どうしようもなく悲しい。それでも、あなたと出会うことができてよかった、Bunniesで幸せだったって、きっと思うよ。過去の記憶としてあなたを愛でる日が来るまで、応援させてね。

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きっとあなたに出会っていない世界線でも、わたしの人生はそれなりに充実していたと思う。でも、だからこそ、この世に何千人、何万人と存在する数多のアイドルの中から、あなたに出会わせてくれた神様に感謝しているし、わたしの人生にはっきりとした輪郭をもって現れてくれたことが嬉しくてたまらない。誇張ではなく、本当に毎日、あなたの存在に救われて、あなたのおかげで生きていることを実感できる人間がここにいるんだと知ってほしいな。

(💗행복💗)

あなたのお誕生日が待ち遠しかった。あなたが世界で1番、温かいお祝いの言葉を受け取れる日だから。本当にありきたりな言葉だけれど、あなたが幸せなら私はそれ以上何も望まない。あなたが幸せでいてくれることが、私の幸せだよ。「愛してる」という言葉を簡単に使いたくはないけれど、この世に「愛してる」以上に愛を示せる言葉がないのなら、私は躊躇なくあなたに「愛してる」と伝えたい。

いつも私の生きる希望でいてくれてありがとう。

みんじさん、20歳のお誕生日おめでとう。
あなたが目を細めて笑う瞬間が、1秒でも多くありますように。