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どうして漏れる? ①

発達支援とは少し離れて…

2人目の妊娠中。
1人目の時のようにゆったりと生活…というのは難しい場面も多く
長男と公園で走ったり、抱っこしたり、跳んだり跳ねたり…
また、免疫力が落ちていたこともあってか、季節の変わり目には咳が止まらなくなることもありました。


そんな時に困っていたのが『尿もれ』

そもそもなんで漏れるんだい?という素朴な疑問から
セルフケア出来ることはないのかな?というところまで
早速、参考書を買い漁り、勉強会等に参加したのでまとめます。


○どうして漏れる?

国際禁制学会による尿失禁の分類によると

1  腹圧性尿失禁
2. 切迫性尿失禁
3. 混合性尿失禁
4  夜尿症
5  持続性尿失禁
6  その他の尿失禁

に分類されるそう。
今回私の場合、跳んだり跳ねたり、咳き込んだりといった、
いわゆる腹圧のかかる状態による失禁なので分類としては1の腹圧性尿失禁。

そこで腹圧性尿失禁の原因について調べてみました。

腹圧性尿失禁とは

腹圧性尿失禁
症状:腹圧の増加(笑い、咳、くしゃみ)により膀胱の収縮なしに尿が不随意的に漏れる状態である。女性における尿失禁の多くが、この腹圧性尿失禁である
原因:骨盤内臓器を支える重要な役割の骨盤底筋群が脆弱になるためである。この筋肉が脆弱化することで、骨盤内臓器を支える力や尿道を絞める力が弱まり、咳や
くしゃみなどにより腹圧がかかった際に尿もれが生じる。骨盤底筋群を脆弱化させる原因としては①妊娠、出産 ②加齢 ③肥満 ④便秘 があげられる。

まゆみんが教える!骨盤底機能 田舎中真由美

うんうん、これだこれだ。
お腹周りを支えるコアな筋肉、骨盤底筋群がどうやら影響していそうだな!?
ということがわかりました。

骨盤底筋群とは

じゃあ次に気になるのは骨盤底筋群
『群』というくらいなのでいくつかの筋肉の集合体の名前のよう。

うーーーん解剖の授業で習ったような、習っていないような…
今回改めて、解剖の教科書を引っ張り出してきて再確認しました。

主な役割としては内臓を支えたり、尿や便をコントロールすることで
分娩時には3.26倍まで伸ばされる筋もあるよう。
それだけ伸ばされたら確かに働きにくくなるだろうと納得

○どうしたらいい?

上でも引用した国際禁制学会のガイドラインによると

腹圧性尿失禁 対応方法
① 骨盤底筋トレーニング
② バイオフィードバック訓練
③ 薬物療法
④ ホルモン補充療法
⑤ 外科的治療

まゆみんが教える!骨盤底機能 田舎中真由美

セルフケアで試すことができそうなのは①の骨盤底筋トレーニングかなと。

婦人科や泌尿器科の受診も頭の片隅に入れつつ、
まずは自分で学んで、動いて身体の変化を見てみることにしました。

長くなりそうなので②に続きます。

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廣岡じゅり/発達支援・理学療法士
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