足枷は自分の中にあった
午前中から家族で出かけた休日。
一日中歩き回り、
けっこう疲れて頭痛がしてた夕方。
「夕飯どうする?」
「そこまでお腹は空いてないよね。」
「じゃあ、お茶漬けで良くない?」
と、提案してみる。
すると旦那はいつも
「お茶漬けでいいよ!」
と言ってくれる。
なのに、
私はいつも
「そうは言っても…。」
\家事サボってるみたいじゃん?/
\子供達にはちゃんとしたものを食べさせたいし。/
\結局私が作るのね…。/
と、
夕飯の支度まではしてくれない旦那のせいにして、
帰宅してすぐに、
心の中でブツブツ文句を言って
ガンガン鳴り響く頭痛を我慢し、
イライラと夕飯を作り、
笑顔のない食卓を囲む選択をしていた。
だけど、今日は
「そっちじゃない方」の
選択をしてみた。
家に帰って、
荷物を下ろしたままの状態でソファに座り込み、しばし固まる。
ちょっと回復したらお米だけセットして、
ソファに戻り、
「このクレープめっちゃ美味しそう!」
「今度食べに行こうよ!」
なんて言いながらのんびりタイム。
お米が炊き上がったら、
鍋ごとテーブルへ。
ヤカンいっぱいに沸かしたお湯も
そのままテーブルに「ドン!」と置いた。
他には冷蔵庫にある
「ご飯の友」を全て並べて
あとはセルフで!
「パパはまずは普通にお茶漬け」
「オレは鮭茶漬け」
「僕は納豆ご飯」
それぞれ好きなトッピングで
好きな味付けで楽しそうに
\セルフサービス/を楽しみ、
「おいしい!」「うまーい!」
と、喜んでいる。
なんだ、これでいいじゃん。
「主婦はこうじゃなきゃいけない。」
「母親は疲れていても頭痛がしても、子供のために我慢」
そんな
自分を苦しめる足枷は
自分の中にあった。
そんな足枷(ブロック)は
外してしまえばいい。
ブロックを外せば
心が軽くなる。
自分の心が軽くなると
子供の失敗にいちいち腹を立てることもなくなる。
それがいいじゃん。
家族は笑顔でいられる事が
何よりの幸せだと思うから。
まずは自分が笑顔でいられる事が大事。
だと思うのです。
これから我が家の夕飯は
「セルフお茶漬け」が
増えそうです。
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